JBLの販売元であるハーマンインターナショナルから、JBLブランド初となるアナログLPレコード「ICONIC SOUND ! – The JBL 75th Anniversary Jazz Vocal Collection」が10月8日に登場する(JBLオンラインストアのみ10月1日より先行販売)。価格は9,350円(税込)。なお、JBLオンラインストアおよびステレオサウンドストアでは本日9月2日より予約開始となる。
本アルバムは、JBLの創立75周年を記念して企画されたもので、同ブランドを取り扱うハーマンインターナショナルとユニバーサル ミュージック合同会社、そして弊社の共同企画として誕生したジャズヴォーカルのコンピレーションアルバムだ。
収録曲は、JBLの主席エンジニア、クリス・ヘイゲン氏が製品開発時の音決めや最終調整の際に使用している楽曲のほか、日米のJBLスタッフが音質検討や試聴イベント時によく使う楽曲が選定されている。選曲の中心メンバーであるヘイゲン氏は「このLPレコードは、 JBLのこれまでの歴史とこれからの未来を祝う記念すべき作品です」と語る。それ故、JBLファンはもちろん、これから同ブランドを知る人にも音楽を聴く楽しさや、良質なサウンドを謳う同ブランドの魅力が感じられるような、名演、名曲、名演奏ばかりで構成されているという。
収録曲
LPレコード盤の音質を司る重要なカッティングを担当したのは「Piccolo Audio Works」の松下真也氏。同氏は米国スカーリー製カッティングレース「RA1389」と、 米国ウェストレックス製カッターヘッド「3DIIAH」を操る若き名匠である。ディスクの仕様は、33 1/3回転の180g重量盤で、収録楽曲の解説やJBLの歴史を記した全8ページのブックレットが付属する。
JBLファンはもちろん、オーディオファンなら手に入れておきたい1枚となるのは必須となりそうな音盤の登場といえそうだ。なお、本作は限定生産盤のため、ご興味のある方は早目のご予約がおすすめ。
#jbl75lp