HiVi9月号の特集は、本誌では久々のスピーカー一斉テスト。

HiVi9月号は8/17発売

「ステイホーム」需要の高まりを受けて、テレビやプロジェクターの販売が好調であることは7月号の「4Kディスプレイ」特集でもお伝えした通り。直近ではオリンピックの駆け込み需要でさらにビデオレコーダーの販売も伸長しているそうです。

趣味としてのオーディオビジュアル(AV)という観点から言えば、ディスプレイとセットで考えたい主要コンポーネントのひとつがスピーカー。すでに愛用のスピーカーを所有している方はなかなか買い替えを考えるものではないかもしれませんが、ディスプレイのいっぽうでスピーカーの技術も進歩しているのは間違いありません。

ここでのテーマは、改めてステイホーム充実のためのスピーカーを検討すること。そのために集めたのは31ブランドのスピーカーたち。ブランドごとの最新機種を基本に代表モデルを選定し、HiViレギュラー筆者5名がレビューを分担。それぞれの個性を明らかにしていきます。

試聴テストの基本は2chシステムとしたものの、音楽だけでなく映画ソースも再生したことがひとつのポイント。ネット動画全盛のいま、AV再生にふさわしいスピーカーを選ぶための指針としていただければ幸いです。

日本国内に流通するスピーカーブランド31を一挙に紹介。2021年版“スピーカーブランド辞典”としての一冊を目指しました

ブランドごとに1ないしは2機種の代表製品をレビューしていく。登場するのは、アンプを内蔵しない、いわゆるパッシブスピーカーと呼ばれる製品たち

特集とリンクした話題として、最新のインシーリング(天井埋め込み)スピーカー試聴レビューを実施。高品位ドルビーアトモス再生を目指す方にうってつけの製品です

映画、音楽のストリーミング再生が全盛とはいえ、ディスクでリリースされるソフトの価値はなくならない。ディスクでだけ楽しめる2/5.1ch音声を収録した『真夏の夜のジャズ』にぜひ注目を!

人気連載『高音質テレビを活かすステレオAVシステム』では、75万円以上の高級プリメインアンプを集めて比較試聴を実施。映像ソース再生のための、光デジタル入力の音質をチェックしていきます