HiVi9月号の特集は、本誌では久々のスピーカー一斉テスト。
「ステイホーム」需要の高まりを受けて、テレビやプロジェクターの販売が好調であることは7月号の「4Kディスプレイ」特集でもお伝えした通り。直近ではオリンピックの駆け込み需要でさらにビデオレコーダーの販売も伸長しているそうです。
趣味としてのオーディオビジュアル(AV)という観点から言えば、ディスプレイとセットで考えたい主要コンポーネントのひとつがスピーカー。すでに愛用のスピーカーを所有している方はなかなか買い替えを考えるものではないかもしれませんが、ディスプレイのいっぽうでスピーカーの技術も進歩しているのは間違いありません。
ここでのテーマは、改めてステイホーム充実のためのスピーカーを検討すること。そのために集めたのは31ブランドのスピーカーたち。ブランドごとの最新機種を基本に代表モデルを選定し、HiViレギュラー筆者5名がレビューを分担。それぞれの個性を明らかにしていきます。
試聴テストの基本は2chシステムとしたものの、音楽だけでなく映画ソースも再生したことがひとつのポイント。ネット動画全盛のいま、AV再生にふさわしいスピーカーを選ぶための指針としていただければ幸いです。