アイレックスは、スペインの高級オーディオケーブルメーカー、Rangel Avalos, S.L社のブランド「Fono Acustica」(フォノアクースティカ)製品の取り扱いを8月20日に開始する。主なケーブルの型番と税込価格は下記の通り。

Virtuosoシリーズ(金+銀合金単線)
¥2,497,000(RCA、1.0m)、¥2,772,000(XLR、1.0m)、
¥2,585,000(フォノ、RCA/RCA、1.0m)、¥7,832,000(スピーカー、2.0m)

Armonicoシリーズ(金+銀合金単線)
¥968,000(RCA、1.0m)、¥1,111,000(XLR、1.0m)、
¥1,452,000(フォノ、DIN/RCA、1.0m)、¥3,212,000(スピーカー、2.0m)

Allegroシリーズ(銀+銅合金単線)
¥539,000(RCA、1.0m)、¥616,000(XLR、1.0m)、¥836,000(スピーカー、2.0m)

Virtuosoシリーズ

 フォノアクースティカは2008年にスペインで設立されたブランドで、ヨーロッパやアジアでは最高級オーディオケーブルカテゴリーで有名という。

 創設者のFelix Avalos氏は長年オーディオファイルとしてオーディオを楽しんできたが、理想的なケーブルに出会う事が出来ず、自身で理想のケーブルを作るため、フォノアクースティカを立ち上げた。

 「Allegro」「Armonico」「Virtuoso」の3つのシリーズがあり、すべて自社開発の合金単線を使用しているのが特徴だ。Allegroには銀と銅の合金、ArmonicoとVirtuosoには銀と金の合金を使用している。

 これらは同社が指定した独自の配合と太さで、カナダの合金製造会社が製造したもの。長きに渡るリスニングテストにより、各ケーブルに適した導体の太さを見つけ出し、種類によってすべて変えている。

 コネクター部には銀メッキ銅や24金メッキ銅、ロジウムメッキ銅端子を使用し、VirtuosoとArmonicoでは端子接合にも100%銀はんだが使われている。Virtuosoのスピーカケーブルはスペード/バナナ端子部も導体と同じ銀と金の合金を使用している。

Armonicoシリーズ