伊藤屋国際から、TFZの新作有線イヤホン「KING RS(キング アールエス)」が、7月29日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥34,000前後。

 KING RSは、同社第4世代のドライバーユニットを搭載した、カナル型の有線モデル。フラッグシップモデルたるべく、最先端の音響技術を投入したという。

 そのドライバーは、11.4mm径という大口径のナノゴールド振動板を採用。加えて、ダブルマグネティックサーキット(デュアル磁気回路)を組み合わせることで、前世代に対して大幅な性能向上を果たしたという。周波数特性はハイレゾ対応の40kHzまでを確保し、各楽器のポジションを鮮明に感じられるほどの定位感も備えているという。

 ハウジングについては、同ブランドのクラシックなデザインコンセプトを採用しつつ、人間工学に基づいた形状とすることで、装着性も高められている。

 ケーブルの脱着も可能で、コネクターはカスタム2ピン。プラグは3.5mmステレオミニとなる。組み合わされるケーブルは、金コートOFC(無酸素銅)ケーブルと、銀ケーブル、OFC(無酸素銅)ケーブルを採用したハイブリッドタイプで、高解像度かつ、ロスの無い高品位な信号伝送を実現すると謳っている。

KING RSの主な仕様
ドライバー:11.4mmダブルマグネティックサーキット ナノゴールド振動板搭載ダイナミックドライバー
再生周波数帯域:5Hz〜40kHz
インピーダンス:25Ω
感度:105dB / mW
ハウジング素材:高純度電解銅
ケーブル:金コートOFC+銀+OFCハイブリッドケーブル、着脱式
コネクター:2Pin 0.78mm
ケーブル長:約1.2m
プラグ:3.5mmストレートプラグ
質量:59g
付属品:キャリングケース、シリコンイヤーピース 2種3サイズ(S/M/L)×各1ペア