オーエスから、Optoma(オプトマ)の超短焦点DLPプロジェクター「W340UST」が発売された。価格はオープンで、想定市場価格は¥158,000前後。

 W340USTは、2016年8月発売の「W320UST」の後継機種として開発され、超短焦点モデルであること、高輝度4000ルーメンの明るさを持っていることといったフィーチャーを継承しつつ、デザインを一新。ビジネスから文教、ホームエンターテイメントといった各種用途・ジャンルでの使えるマルチユース性を持たせているのが特徴。同時に、軽量化(約0.9kg減)、ランプの長寿命化、コントラストの向上、画像補正機能追加などの新機能も搭載し、使い勝手もよくしているそうだ。

前モデルからの主な変更点
・ランプ寿命が最大15000時間(Dynamicモード使用時、W320USTは最大6500時間)
・映像補正機能を強化し、新たに四点コーナー補正を追加。設置性を高めている
・スマートフォンの画面をプロジェクターで投影できるUSBディスプレイ機能やMHLディスプレイ機能を搭載
・USBリーダー機能の搭載で、USBストレージデバイスを本体に差し込むだけで、画像データやOffice及びPDFデータを再生することができる
・駆動音は25dBを実現

W340USTの主な特長
・解像度WXGA(1280×800)
・100インチを約25cmの距離で投写可能な超短焦点モデル
・輝度4,000ルーメンを実現
・ランプ寿命は、最大15,000時間
・3.9kgの軽量ボディ
・フォーカスはボディ後面の大型ダイヤル式リングでスムーズに調整可
キーストン補正(水平垂直±4°)対応
・4方向ジオメトリック調整
・USBディスプレイ機能でスマートフォンの映像を投写可
・USBリーダーで画像データ(JPG、BMP)、PDF、Office(Word、Excel、PowerPoint)の表示が可
・MHLディスプレイ機能搭載
Crestron、IP Link、Extron、PJ Linkに対応
・16Wモノラルスピーカー内蔵
・オプトマプロジェクターハンガー「OWM3000-S2」に対応

W340USTの主な仕様
本体カラー:ホワイト
投写方式:単板DLP方式
表示素子:WXGA 0.65型 DMDパネル
画素数:WXGA(1280×800)
アスペクト比:16:10
明るさ:4,000ルーメン
コントラスト比:22,000:1
投写レンズ:F=2.4、f=-3.72mm、ズーム無し
光源:ランプ(220W、ユーザー交換可能)
光源寿命:15,000時間(ダイナミック)、10,000時間(エコ)、4,000時間(ブライト)
投写距離:0.458m(85型)~0.656m(115型)
レンズシフト:-
キーストン補正:±4°(水平、垂直)
コンピューター信号:FHD、HD、UXGA、SXGA+、SXGA、XGA、SVGA、VGA
ビデオ対応信号:Full NTSC、PAL、PAL-M、PAL-N、SECAM
入力端子:HDMI×1、HDMI(MHL)×1、VGA(YPbPr)×1、Video×1、オーディオ(3.5mmジャック)×1
出力端子:VGA(YPbPr)×1、USB電源(タイプA:5V@1A)×1、オーディオ(3.5mmジャック)×1
コントロール端子:RS-232C×1、RJ-45×1、USBポート(メーカーメンテナンス用)×1
スピーカー:16W(モノラル)
3D方式:DLP Link
騒音値:25dB(エコモード)
電源:AC 100V~240V(50/60Hz)
消費電力:285W(ブライトモード)、205W(エコモード)
VCCI:適合
寸法:W343×D383×H126mm
質量:3.9kg
付属品:電源コード、VGAケーブル、リモコン、単4電池×2、取扱説明書(保証書付)