HUAWEI(ファーウェイ)から、2021年夏の新製品が発表された。ノートPCからモニターディスプレイ、タブレット、イヤホンまで合計9シリーズ11モデルがラインナップされている。その型番と市場想定価格(税込)、発売時期は以下の通り。

●ノートPC
MateBook X Pro 市場想定価格¥274,780(7月13日発売)
MateBook D15 市場想定価格¥84,800(Core i3、7月13日発売)、¥119,800(Core i5、7月23日発売)

●モニター
Mate View 市場想定価格¥89,800(8月20日発売)
Mate View GT 市場想定価格¥65,800(9月10日発売)
Display 23.8 市場想定価格¥19,980(7月23日発売)

●タブレット
MatePad 11 市場想定価格¥54,780(7月23日発売)

●スマートウォッチ
WATCH 3 市場想定価格¥54,780(ブラウン、7月30日発売)、¥50,380(ブラック、7月30日発売)

●イヤホン
FreeBuds 4 市場想定価格¥18,480(7月30日発売)
GENTLE MONSTER × HUAWEI Eyewear II 市場想定価格¥43,780(7月13日発売)

 この中から、まずはオーディオ機器の新製品となる「FreeBuds 4」について紹介したい。同社ではこの5月に若者&エンタテインメントに向けたイヤホン「FreeBuds 4i」を発売している。FreeBuds 4はその上位モデルで、FreeBuds 4i同様にアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデルだ。

 一番の特長としては、前モデルに対しケースを6.3%小型化し、同時に20.8%の軽量化を実現した。イヤホン本体も4.1gで、これはFreeBuds 4i(5.5g)よりもさらに軽くなっている。

 このコンパクトな本体に14.3mmドライバーを搭載し、40kHzまでの高域再生にも対応している。またドライバーの背圧を活用して深みのある低音も再生できるようになったという。さらに音漏れによる音質ロスを検知し、AIで補正する機能も搭載済みだ。

 ノイズキャンセリング機能の搭載は、デュアルマイクを使ったアクティブノイズキャンセリングが採用され、開放型ながら最大25dBのノイズ低減効果を実現している。また風ノイズ防止設計も施され、ノイズキャンセリング効果を高めている。

 機能面ではデュアルデバイス対応で、スマホとPCに同時につないでおき、リモート会議や通話などで適宜切り替えて使用可能だ。バッテリー持続時間は本体で最大4時間、ケースとの組み合わせで最大22時間をクリアーしている。

 もうひとつの注目製品が、サングラスメーカーのGENTLE MONSTERとコラボレーションした「Eyewear II」だろう。軽量樹脂製フレームに指向性スピーカーを内蔵し、開放型ながら音漏れを最小限に抑えている。環境音を自動的に検出し、静かな環境では自動的に通話音量を下げるといった機能も備えている。

 装着性については、40,000人以上のユーザーデータから最適なバランスを実現、鼻当てと耳に重さが均等に配分されるように配慮している。自動着用検出機能付きで、Eyewear IIを外すと音楽を自動的に一時停止し、3分以内に再装着するとその続きから再生してくれる。

 バッテリー持続時間は最大5時間。充電は専用ケースに本体を入れ、ケースを電源につなぐことで可能だ(ケースにバッテリーは搭載されていない)。

 ゲーム用モニターの「Mate View GT」は、34インチのカービングディスプレイにサウンドバーを組み合わせることで、高い没入感を実現したアイテム。画素数はWQHD(水平3440×垂直1440)でアスペクト比は21対9、パネル曲率1500Rというスペックだ。輝度は350nits、コントラストも4000:1をクリアーする。

 ゲームの早い動きにも対応できるよう、165Hzという高リフレッシュレートと4msの応答速度も実現している。また色域もデジタルシネマ用のDCI-P3を90%、sRGB相当で100%をカバーし、豊かな色再現が可能となっている。

 音質面では、先述の通りスタンド部にサウンドバーを搭載。5Wのフルレンジユニットを両端に2基備えてステレオ再生を行っている。これによりゲーム等も迫力あるサウンドで楽しめると言うことだ。サウンドバー上部のLEDは、指をあてて左右にスライドすることで音量調整ができる他、設定によって独自のライティングが楽しめる。

 モニター部は一体型スタンドに取り付けられており、上下方向0〜110mm、傾き-5〜20度の範囲で移動可能。ただしサウンドバーの位置は固定なので、映像と音の一体感を重視する場合はモニターとサウンドバーはできるだけ近づけて使った方がいいだろう。

 接続端子はUSB Type-CやHDMI2.0×2系統、ディスプレイポート1.4を装備。3440×1440/165Hzの信号はディスプレイポートから受け付ける。

 その他、「MateBook X Pro」は同社フラッグシップノートPCのリニューアルモデルで、水平3000×垂直2000画素、260ppiの13.9インチ液晶モニターを搭載する。輝度は450nitで、コントラスト比は1500:1。

 11世代のインテルCore i7プロセッサーを採用、新設計iRIS Xeグラフィックスとの組み合わせで画像処理時間の短縮も実現した。Wi-Fi6対応で最大通信速度2.4Gbpsをクリアーするなど、ヘビーユースにも充分なスペックを備えている。

 「MateBook D15」も11世代インテルCore i5プロセッサーとiRIS Xeグラフィックスを採用、Wi-Fi6にも対応済みだ。15.6インチ画面はフルHD画素(水平1920×垂直1080)で、輝度は300nits、コントラスト比800:1。

 「Mate View」は28.2インチの4K液晶パネル(水平3840×垂直2560画素、アスペクト比3:2)を搭載したモニターで、500nitsの輝度を備えてVESAによるDisplay HDR400の認証も獲得済みだ。

 映像入力はUSB Type-C、HDMI、VGAの他にワイヤレスでの伝送も可能で、ノートPCやスマホの映像を簡単に拡張表示できる。

 その他の新製品については関連リンクからご確認いただきたい。