ナイコムは、米GRADOブランドのオープン型ヘッドホン「Xドライバー Prestige（プレステージ）シリーズ」の新製品5モデルを発表。6月18日より発売する。ラインナップと価格は下記の通り。
Xドライバー Prestigeシリーズ
「SR325x」 ￥39,270(税込）
「SR225x」 ￥28,380(税込）
「SR125x」 ￥21,780(税込）
「SR80x」 ￥16,280(税込）
「SR60x」 ￥14,080(税込）
今回のXドライバー Prestigeシリーズは、同ブランドのオープン型ヘッドホンの中核と位置づけられる「Prestigeシリーズ」の最新第4世代となる製品群。新開発となる44mm径のヘッドホンドライバー「Xドライバー」を搭載するのが特徴となる。加えて、それぞれのモデルに最適化した個別チューニングを行ない、さらにケーブル、ヘッドホンバンドなどをアップデートし、音質と耐久性の向上を図ったシリーズとなる。
さて、そのXドライバーは、ボイスコイルの軽量化によって高いトランジェント性を獲得するとともに、磁?の向上、振動板の最適化を行なうことで、リニアリティに優れた再現性を実現しているそうだ。
なお、ケーブルについては、OFC線材に加熱処理を施す「スーパーアニール処理」によって、機械的ストレスを抑制。結果、高純度な伝送を可能にしているという。
以下、各製品の特徴を紹介したい。
SR325x
1993年の発売以来、同ブランドのオープン型ヘッドホンを代表するモデルの一つとして高い評価を得てきた「SR325」の、第4世代モデル。メタルハウジングによる高い剛性が「Xドライバー」の特徴を最大限引き出し、シリーズ最上位モデルとして、バランス・ダイナミクス・イメージング・リアリズムに優れた高純度再生を実現すると謳う。
SR225x
ハウジングに無共振ポリカーボネートを採用。音質に悪影響を与える共振を抑制するハウジング素材が「Xドライバー」の特性を活かし、優れたサウンドバランスを実現する。
SR125x
従来シリーズより優れた中域再生に定評を得ている「SR125」の特徴はそのまま、「Xドライバー」の反応の速さ・スピード感を特徴としたチューニングを実施。優れた音像表現で音楽を正確に再現すると謳う。
SR80x
1991年に登場した GRADOヘッドホンの 1stモデル「SR80」に進化を重ね、第4世代となる新開発44mm径ヘッドホンドライバー「Xドライバー」を搭載。
SR60x
エントリーモデルながら、GRADOのヘッドホンサウンドを手軽に楽しめるように、上位モデルと同様に最新の「Xドライバー」を搭載し、そのクオリティを継承しながら手の届きやすい価格帯を実現。
Xドライバー Prestigeシリーズの主な仕様
ドライバー方式：44mm径ダイナミック型
形式：オープンエア
ハウジング：アルミニウム合金（SR325x）
無共振ポリカーボネート（SR225x SR125x SR80x SR60x）
周波数特性：18Hz～24kHz（SR325）
20Hz～22kHz（SR225x）
20Hz～20kHz（SR125x SR80x SR60x）
感度：99.8dB/mW
インピーダンス：38Ω
チャンネルバランス：0.05dB（SR325x SR225x）
0.1dB（SR125x SR80x SR60x）
ケーブル?：約1.7ｍ
ケーブル：8芯OFC線（高純度無酸素銅）（SR325x SR225x SR125xx）
4芯 OFC線（高純度無酸素銅）（SR80x SR60x）
入力端子：3.5mmステレオミニプラグ
質量(ケーブル含む )：360g（SR325x）、280g（SR225x）、280g（SR125x）、240g（SR80x）、240g（SR60x）
付属品：6.3mm標準プラグアダプター
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