ハイレゾ音源再生アプリAidorvanaの最新世代「Audirvana Studio」が発表された。年額69,99USドルと月額6,99USドルのサブスクリプションサービスとして5月16日から限定発売される。
これは5月9日(日)午後6時(パリ時間)に開催されたFacebook Liveで、同社創業者兼CEOのダミアン・プリソン氏が発表したものだ。Audirvana社は2011年にパリで設立された、同名のソフトウェアを発行・販売するフランスの企業。ソフトウェアは、MacOSとWindows 10に対応しており、iOSとAndroidデバイスに対応した無料のモバイルリモコンアプリも付属している。
新しいAudirvana Studioは、常にコンピューター上でのオーディオパフォーマンス最上位に立っているため、Windows 10ではカーネルストリーミングモードを独占的に提供している。またApple Siliconとネイティブに互換性があり、Appleの最新世代プロセッサをオーディオパフォーマンスの面でも最大限に活用できるそうだ。
その他の新機能は以下の通り。
●ローカルミュージックとストリーミングサービスの音楽を組み合わせたお気に入りやプレイリスト
●120,000以上のインターネットラジオ局やポッドキャストへのアクセス
●オンラインでメタデータを復元する機能を含む強化されたメタデータエディター
●ナビゲーションを容易にする独自のプレイリストエディター
●すべての音源において、より速く直感的なスマート検索を実現
●高度なオーディオ設定の概要とアクセスを可能にする再生コンソール
●すべての機能設定を説明するアプリ内のサポート
●ハイレゾ品質と思われるファイルを評価するHDトラック・プロファイル・チェッカー
●モバイルデバイス(iOSおよびAndroid)向けの新しいリモコンアプリ
なお、Audirvana Studioの発売に伴い、従来の「バージョン3.5」については販売を終了する。「バージョン2」および「3.5」のユーザーは、2021年7月末までにAudirvana Studioを導入する際に優先料金が適用され、さらに最近それらのバージョンをライセンス購入した方に向けて、追加費用なしでサブスクリプションに変更するサービスも提供される予定だという。