パナソニックは、テクニクスブランドのダイレクトドライブターンテーブル「SL-1200MK7」の新色として、シルバーモデル「SL-1200MK7-S」を5月21日より発売する。定価は￥99,000（税込）。
SL-1200シリーズは、ダイレクトドライブ方式ならではの高音質と信頼性や操作性が評価され、シリーズ累計販売台数が350万台を超えた今でも世界中で愛用されている。
新製品のシルバーモデル（左）と、従来カラーのブラック（右）
SL-1200MK7は、2019年5月に発売された11年ぶりの新製品。ボタンレイアウトやプラッターの慣性質量などDJパフォーマンスに影響する仕様はSL-1200MKシリーズを踏襲しながら、新生テクニクスの開発で培った技術を用いて音質を高めるとともに、トルク・ブレーキスピードの調整や逆回転再生など、パフォーマンスの可能性を広げる新たな機能も搭載している。
発売以来、DJターンテーブルの新たなスタンダードモデルとして支持されているほか、本格的なアナログプレーヤーとしてオーディオファンにも多く愛用されている。
そして昨今、クラブや自宅からの動画配信が増加するなどDJスタイルも変化し、DJ機器やアンプなどのコンポーネントとターンテーブルの色を合わせたいという要望も増えてきたという。今回のシルバーモデルはそういった声に応えた製品となる。
「SL-1200MK7」の主スペック
●回転数：33 1/3rpm、45rpm（78rpm：切換スイッチで設定）
●回転数調整範囲（ピッチ切換）：±8％、±16％
●起動トルク：1.8kg･cm（0.18 N・m）
●起動特性：0.7秒（33 1/3rpm時）
●トーンアーム形式：ユニバーサルS字形トーンアーム スタティックバランス型
●適用カートリッジ質量：5.6g〜12.0g、14.3g〜20.7g（ヘッドシェル含む）
●出力端子：PHONO端子×1、PHONOアース端子×1
●寸法/質量：W453×H169×D353mm/約9.6kg
●付属品：スリップマット×1、スリップシート×1、ダストカバー×1、EPレコード用アダプター×1、バランスウェイト×1、シェル×1、PHONOケーブル×1、PHONOアース線×1、電源コード×1