HiVi5月号は4月16日発売

HiVi誌でことあるごとに言及している通り、HiViの4大テーマは、「大画面、高画質、高音質、サラウンド」。つまり、映画鑑賞においては、映像とともに音がとても重要な役割を果たすということ。これは、「映画において音と映像の役割は“フィフティ・フィフティ”」だとジョージ・ルーカスが語っていたこととまったく同趣旨。

昨年日本公開された映画『ようこそ映画音響の世界へ』で、このことを改めて思い出した本誌読者も少なくないはず。この3月には、本作のBDが発売されたばかり。そこで、5月号では「この映画音響がすごい!」と題して、映画音響にフォーカスした特集を実施。

ここで紹介する映画音響をどう楽しむか? となればホームAVシステムの出番。いくら名作映画といえども、優れた音響設備の映画館で上映される機会は少ないもの。しかも、現代の家庭用AV機器の発展は著しく、『ようこそ映画音響の世界へ』で紹介されなかったドルビーアトモスのリミックス音声も家庭で聴取可能なのだから。

ご自宅のオーディオ、AVシステムがしっかり映画音響を再生できているかどうか? それは、そのままシステムが実力を発揮できているかどうかの尺度になる。映画鑑賞環境向上のお供に、HiVi5月号をぜひご一読を。

平成ガメラ3部作がUHDブルーレイで発売! これを記念して樋口真嗣 特技監督、木所寛 撮影監督、橋本泰夫 録音技師の3名がHiVi視聴室へ。4K&HDR映像/ドルビーアトモス音声の仕上がりについて解説してくれた

こちらが特集のきっかけとなった『ようこそ映画音楽の世界へ』。本作のBDが発売されたばかり。特典のインタビューも必見。未見の方はディスクにてぜひ

特集「この映画音響がすごい!」では映画音響の歴史についても解説しているので、映画『ようこそ映画音響の世界へ』を観ていない方でも安心。映画音響の重要性とその技術的発展を総覧できます

音響監督/ミキサーとして活躍し、趣味のAVも実践されている蝦名恭範(えびなやすのり)さん宅をうかがい、『ようこそ〜』でとりあげられている作品を再生。その道のプロは名作の音響をどう聴いているのか?

『ようこそ〜』に登場する作品に加え、現在ドルビーアトモスで聴ける優れた音響設計の映画を8作ピックアップ。最新リミックスの音響をレビューしていく

直近で特集の題材としてとりあげた『TENET テネット』(2021年2月号)などはホームAVシステムで映える音響設計だと言える。ここでは、LFEが活躍する作品のほか、7つのテーマで優れた音響設計の映画をフィーチャーする

3月1日、WOWOW 4K放送がスタート。当初の予定から3ヶ月遅れのスタートとなったが、4K放送の起爆剤として期待されるところ。さっそくこの放送の画質・音質をレビューしていく