バッファローは、ネットワークレコーダー&メディアストレージの「nasne(ナスネ)NS-N100」3月末に発売する。価格は¥29,800(税込)。

▲nasne NS-N100

▲nasne NS-N100の側面にある接続端子

 nasneは、自宅のネットワークに接続するだけでやスマホやタブレット、「PlayStation4」でテレビ番組を録画、視聴できる製品。2019年にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が販売を終了して以降も人気を博しており、昨年10月にバッファローがハード面の販売継承を発表し、今回、性能を向上させた新バージョンを投入することになった。

 SIE製のnasneは、内蔵HDD容量が1TB、外付HDDが最大2TBだったのに対し、バッファロー製のnasne NS-N100は、内蔵HDDが2TB、外付HDDが最大6TBと大幅に拡大。内蔵HDDだけでも最大約386時間の録画ができる。また、新機能としてポータブルHDD/SSDの接続にも対応となった。

 バッファロー製nasneにおいても、SIEが提供するiOS/Android向けのテレビアプリ「torne(トルネ)mobile」を利用して、これまで通りスマホやタブレットで宅内・宅外からテレビや録画番組を視聴したり、nasneに保存した音楽、動画を再生できる。なお、ストリーミングでテレビ視聴や録画再生を行なうには、有料プラグイン「視聴再生機能」が必要。また、視聴解像度はAndroid、iOSどちらでもHD画質(720p)で番組を楽しめるようになった。

 パソコンでの番組視聴も可能で、専用アプリ「PC TV Plus」(Windows用のみ 1台用で¥3,300税込)を使用すれば、PCならではの使い勝手で視聴や録画/予約の管理等が可能。3月24日にアップデートされる新バージョンによって、nasne NS-N100への対応も予定されている。

 また、テレビアプリ「torne PlayStation 4」とPlayStation 4を組み合わせれば、コントローラーで素早く簡単に操作ができるのも特徴だ。なお、PlayStation 5用対応のtorneアプリは、2021年末に配信が予定されており、バッファロー製ナスネはその新torneにも対応予定なので、PS5と組み合わせての番組録画・視聴も、少し先となるが、可能となる。

nasne NS-N100の主な仕様
内蔵チューナー:地上デジタル、BS/110度CSデジタル
内蔵ハードディスク:2TB
入出力端子:LAN端子(1000BASE-T、100BASE-TX)、ANTENNA IN(アンテナ入力)端子(地上デジタル/BS/110度CS 混合アンテナ入力)、ANTENNA OUT(アンテナ出力)端子(地上デジタル/BS/110度CS 混合アンテナ出力)、EXT HDD(外付けハードディスク)端子(USB2.0 最大6TB)
寸法:約W44.5×H135×D187mm(最大突起部含む)