朝日木材加工は、ADKブランドのオーディオラック「STC」シリーズをリニューアルし、新シリーズを3月中旬より発売する。新ラインナップと価格は下記の通り。

●オーディオラック ※価格は税込み
「STC-DXA117」 ¥38,500
 寸法:W574×H205×D500mm

「STC-DXA123」 ¥39,600
 寸法:W574×H265×D500mm

「STC-DXB125」 ¥55,000
 寸法:W574×H320×D500mm

「STC-DXA217」 ¥63,800
 寸法:W1109×H205×D500mm

「STC-DXA223」 ¥67,100
 寸法:W1109×H265×D500mm

「STC-DXB225」 ¥95,700
 寸法:W1109×H320×D500mm

●オプション キャスター
「STC-CS4B」 ¥15,400
 キャスター4個(耐荷重200kg)

「STC-CS6B」 ¥22,000
 キャスター6個(耐荷重280kg)

 オーディオラックのSTC(Stack)シリーズは、個々のユニット単体での使用に加え、AV機器の増加に合わせて、シリーズのユニットを組み合わせることで収納スペースを拡大することができるシステム機能を持ったラックシリーズ。

 従来は南洋材のラバーを材料として使用してきたが、近年注目を集めている環境問題と材料(木材)の供給の問題を鑑み、材料をアカシア材に変更。そのアカシア材は、植林によって安定供給と森林再生が可能であり、先述の各種問題をクリアできるものとして今回、採用することになったという。

 また、アカシア材は、その木目の性質によって振動を減衰させる機能を発揮するそうで、ラックに求められる特性も備えている、ということだ。

 デザインは従来のSTCシリーズを踏襲し、側板は35mmの厚みを持ち、強度も充分という。ただし背板は廃止されている。ラインナップとしては、ベースタイプが一口タイプのシングルと2口タイプのダブルがあり、そこに積み上げていくユニットとしてコ型のシングルとコが二つ連なるダブルタイプがある。積み上げユニットには高さが205mmと265mmの2種類が用意され、合計で6タイプを揃える。最大6台まで積み上げることが可能という。

 オプションで底面に取付けるキャスターも用意され、4個セットが15,400円で耐荷重200kg。6個セットが22,000円、同280kgとなる。

 なお、天板背面にはケーブルを通すスリットが新たに設けられている。