フランス、デビアレから、同ブランドのワイヤレススピーカー「PHANTOM(ファントム)」シリーズの進化版、「PHANTOM I」が発表された。同ブランドの人気モデル「PHANTOM PREMIER(ファントム・プレミア)」をリニューアルしたもので、出力レベルの違いで3モデルが準備される。

「PHANTOM I 103dB」 ¥319,000(税込)
「PHANTOM I 108dB」 ¥449,000(税込)
「PHANTOM I 108dB Opera」 ¥519,000(税込)

 また、従来「PHANTOM REACTOR」と呼ばれていたシリーズも、よりコンパクトになって「PHANTOM II」と改名されている。こちらのラインナップは以下の通りだ。

「PHANTOM II 95dB」 ¥179,000(税込)
「PHANTOM II 98dB」 ¥219,000(税込)

「PHANTOM I」はホワイトとブラックの本体カラーに加え、サイドパネル等で5種類のバリエーションが準備されている。写真はホワイト&ゴールドサイドパネル仕上げ

 PHANTOMシリーズは、独得のフォルムを持つ、音のいいワイヤレススピーカーとして注目を集めてきた。

 その理由の第一が、同社の特許技術である「アナログ・デジタル・ハイブリッド・テクノロジー(ADH)」だ。ADHはアナログアンプがオーディオ信号を損失なく再現し、これをデジタルアンプが受け取ってデジタル増幅するもの。アナログの洗練さとデジタルのパワーを兼ね備えた技術となる。

 さらに、スピーカーを保護しながら、その駆動能力を最大に引き出す「SAM(スピーカー・アクティブ・マッチング)」、深みとインパクトのある低音を出す「HBI(ハート・バス・インプロージョン)」、球形デザインによって音の広がりと音のエネルギーを全方向に拡散させる「ACE(アクティブ・コスフェリカル・エンジン)」といった技術を詰め込むことで、最高のパフォーマンスを実現している。

同じく「PHANTOM I」のブラックマット仕上げ

 そして新製品のPHANTOM Iには、次世代オーディオ・プロセシング・チップが搭載された。信号処理と増幅機能がチップ上のSoC(システム・オン・チップ)に組み込まれたことで、高いパフォーマンスを発揮できるオーディオ性能を実現した。この機能強化により放熱効率が改善され、従来のファントムよりも最大4倍のエネルギー効果を発揮できるようになっている。

 PHANTOMシリーズのアイコンでもある球体デザインは継承し、本体はマット仕上げに変更された。カラリングはブラックとホワイトの2色が用意される。

 またアナログソースを接続するアクセサリーとして、「Arch(アーチ)」も発売される。フォノ/アナログ入力×1系統、同軸デジタル×2系統の入力を備えており、PHANTOM Iで多彩なソースを楽しめるようになる。

 今回のPHANTOM Iは、ふたつの出力レベルでの利用が可能。PHANTOM I 103dBはライトクロームとマットブラックのサイドパネルを用意し、最大103dB SPL、500W RMS、16Hz〜25kHzの再生が可能。PHANTOM I 108dBはダーククロームとゴールドのサイドパネルを用意し、最大108dB SPL、1,100W RMS、14Hz〜27kHzが再生できるとのことだ。

左奥が「PHANTOM I」で、右手前が「PHANTOM II」