朝日木材加工は、ADKブランドのオーディオラック「Solidシリーズ」を全面リニューアルし、1月下旬に新発売する。ラインナップするのは、オーディオラック6モデル、CDソフトボックス、DVDソフトボックス、LP/LDソフトボックス各1モデルの、全9モデルとなる。ラインナップと価格は下記を参照のこと。

新Solidシリーズラインナップ(価格表記は税別)
<オーディオラック>
SD-DX2066 ¥86,000 W660×H410×D560mm
SD-DX3066 ¥112,000 W660×H700×D560mm
SD-DX5066 ¥160,000 W660×H980×D560mm
SD-DX2123 ¥145,000 W1230×H490×D560mm ★
SD-DX3123 ¥185,000 W1230×H700×D560mm
SD-DX5123 ¥280,000 W1230×H1060×D560mm

CD SOFT BOX
SD-CD1BDX ¥22,000 W800×H180×D170mm

DVD SOFT BOX
SD-DVD1BDX ¥26,000 W800×H170×D240mm

LP/LD SOFT BOX
SD-LD1BDX ¥55,000 W800×H360×D345mm

設置イメージ。写真のラックは「★」

 Solidシリーズは、天然木の無垢集成材を用いたオーディオラックで、これまでは南洋材であるラバー材を使用して製造していたが、世界的な木材需要の増大が引き起こす環境問題と木材供給の問題を鑑み、新Solidシリーズは、素材を植林による安定生産と森林再生が可能なアカシア材に変更したという。

 新Solidシリーズでも、従来と同じく集成材を使用していることから、集成時にお互いの木の繊維方向がバラバラとなり、木密度も一定にならないことから、振動が一方向には伝わらず多方向に分散する効果があるそうで、振動抑制の効果も高いのが特徴となる。

 さらにアカシア材の特徴でもある、緩やかな曲線や渦を巻いている木目の特質から、振動を適度に分散、減衰する役割を持ち、自然な音の響きを実現してくれるそうだ。

 デザインは、従来と変わらずフルボディ天然木構造。塩化ビニール素材や圧縮ボードを使わず、天・底板40mm、棚板は25mmという重厚感あふれる形状とすることで、インテリアとしても映えるようになっている。また、表面にはウレタン塗装が施されており、塩化ビニールシートを使用したラックよりも、耐熱性も高くなっているという。