トライオードから、M&M DESIGNのXLRケーブルの新製品として、「7N-XLR9000CORSA」、および「SN-XLR3000Ⅲ」が、本日1月21日に発売される。価格は下記の通り。

7N-XLR9000CORSA ¥190,000(1m、税別)/0.5m増すごとに¥40,000(税別)加算
SN-XLR3000Ⅲ ¥37,000(1m、税別)/0.5m増すごとに¥5,000(税別)加算

「7N-XLR9000CORSA」

「SN-XLR3000Ⅲ」

 今回発売のXLR(バランス)ケーブルは、同社が考える「バランスケーブルの理想を現実化」するというコンセプトのもと、「HOT」「COLD」だけでなく、「GND」にもきちんとケーブルを用意し、3本の導線で信号を伝送する仕様としているのが特徴となる。

 上位モデル7N-XLR9000CORSAの導体には、三菱マテリアル製の7N-D.U.C.C(純度が高く、結晶が大きく、結晶の方向性が揃っている導体)を使用し、太さはAWG17(1.0sq)にて、信号伝送用2芯に加え、ケーブル外部を沿う形でGNDケーブルが配されている。ケーブルの外径はφ12.7mmとなる。CORSA(イタリア語で競争・レースの意)の名を冠したケーブルとしては、先行するRCAケーブル「7N-MA9000CORSA」に続くものとなる。

 一方のSN-XLR3000Ⅲについては、高純度プレミアム無酸素銅OFCを導体に用い、導体の太さは9000と同じくAWG17にて、ケーブル内部にGNDを含めた3芯を通している。こちらのケーブル外径はφ9.0mmだ。

 なおXLRプラグは、黄銅無垢材からの削り出しによる同ブランドオリジナルの端子となる。

7N-XLR9000CORSAの主な仕様
導体:三菱マテリアル製7N-Class D.U.C.C.
導体サイズ:AWG17(1.0sq)
導体構造:2芯+外部GND
絶縁体:高比重・高純度ポリエチレン系樹脂
内シース:制振剤入り特殊耐熱性ポリオレフィン樹脂A
外装ジャケット:耐UVポリウレタン
外径:Φ12.7mm
端子:黄銅無垢材のCNC削り出しオリジナルXLR端子。接続ピンやボディ部分の信号導通部分はロジウムメッキ、外装は真鍮にニッケルメッキ仕上げ

SN-XLR3000Ⅲの主な仕様
導体:高純度プレミアム無酸素銅OFC
導体サイズ:AWG17(1.0sq)
導体構造:3芯
絶縁体:高純度ポリエチレン系樹脂
内シース:制振剤入り特殊耐熱性ポリオレフィン樹脂B
外装ジャケット:制振剤入り特殊耐熱性ポリオレフィン樹脂
外径:Φ9.0mm
端子:黄銅無垢材のCNC削り出しオリジナルXLR端子。外装は真鍮にニッケルメッキ仕上げ