eilex(アイレックス)から、AUDIA社のプリメインアンプの新製品「FLS9」が発売された。価格は¥990,000(税別)。
FLS9は、同社FLSシリーズのハイエンドモデル「FLS10」の弟分となる製品。1000VAの大型トロイダルトランスと、120000μFという大容量のフィルターコンデンサーの搭載によって強力な電源部を構成し、常に安定した電源の供給も可能にしているという。結果、AB級動作で150W/8Ω、290W/4Ω、500W/2Ωの出力が可能と、スピーカーへの対応度も高く設計されているのが特徴だ。
プリ部については、同シリーズのプリアンプ「FLS1」と同等のものが搭載されており、AUDIA社オリジナルの電流帰還回路とA級動作のデュアルモノフルバランス回路の組み合わせにより、広帯域で、かつハイスピードな信号の伝送を可能にしている。
FLS9の主な仕様
定格出力(チャネル当り):150/8Ω、290/4Ω、500W/2Ω
ゲイン:30dB
周波数特性:0.3Hz~500kHz(1W rms -3dB)
スルーレート:> 100 V/μS
THD:< 0,05 %
S/N:110dB
入力インピーダンス:47kΩ
ダンピングファクター:> 500(on 8Ω)
接続端子:アンバランス入力×3、バランス入力×2、アンバランス出力×1、バランス出力×1、REC出力×1、ヘッドホン出力×1
電源:100VAC 50/60Hz
スタンバイ時消費電力:1W以下
定格消費電力:140W
消費電力:650W
寸法W450×H150D440mm
質量:25.5kg
付属品:リモートコントローラー、電源ケーブル