オーエスから、Optomaブランドの業務用レーザー光源プロジェクター「ZU750」が、1月21日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥1,000,000前後(投写レンズは別売り)。投写レンズは、超短焦点モデル「BX-CTA16」(実勢価格¥940,000前後)と、標準モデル「BX-CAA06」(実勢¥170,000前後)がラインナップされる。

 ZU750は、WUXGA(1920×1200)の解像度を持った、レーザー光源採用のDLPプロジェクター。明るさは7,500ルーメンのスペックを持ち、明るい環境下における投写、あるいは大型の教室や講堂、ホール、大会議室などの広い空間でも使えるユーザビリティを備えている。

 レンズは別売りで、先述の通り、標準レンズ(BX-CAA06)と超短焦点レンズ(BX-CTA16)があり、用途に合わせたレンズを選択できるようになっている。

 超短焦点レンズを組み合わせた場合、レンズ端から投写面まで約2.2mの投写距離で、400型の大画面映像を映し出すことが可能となる。

 一方、標準レンズを組み合わせた場合、垂直水平レンズシフト機能(電動、垂直±50%、水平±15% コーナー制限あり)も行なえるようになる。その他、電動ズーム、電動フォーカス、4方向ジオメトリック調整機能、水平垂直キーストン補正機能など、設置性を高める各種調整にも対応する。

ZU750の主な特長
・WUXGA(1920×1200)の解像度
・高輝度7,500ルーメン、2,000,000:1のハイコントラスト仕様
・Optoma独自技術のDuraCoreレーザー光源により、長寿命光源20,000時間を実現
・設置環境に合わせてレンズの選択が可能
・400型の大型投影が可能な超短焦点レンズ
・24時間の連続稼働が可能
・360度投写、ポートレート投写(縦置き投写)に対応
・垂直水平レンズシフト(標準レンズのみ対応、垂直±50%、水平±15% コーナー制限あり)
・電動ズーム&電動フォーカス機能
・4方向ジオメトリック調整
・水平垂直台形補正機能
・レンズシフトポジションを記憶するレンズメモリー機能
・AMX、Crestron、IP Link、Extron、PJ Linkに対応
・HDBaseT(受信機)を内蔵(別途、HDBaseT送信機とLANケーブル「推奨CAT6以上」が必要)

ZU750の主な仕様
投写方式:単板DLP方式
表示素子:WUXGA 0.67型 DMDパネル
画素数:WUXGA(1920×1200)
アスペクト比:16:10
明るさ:7,500ルーメン
コントラスト比:2,000,000:1
光源:レーザー(ユーザー交換不可)
光源寿命:20,000時間
投写補正:垂直+-8°、水平+―3°、4方向ジオメトリック調整
コンピューター信号:FHD、HD、WUXGA、UXGA、SXGA+、SXGA、WXGA、XGA、SVGA、VGA
ビデオ対応信号:EDTV(480p/576p)、HDTV(720p、1200i/p)、NTSC、PAL、SDTV(480i/576i)、SECAM
入力端子:HDMI×2、DVI-D×1、VGA(YPbPr)×1、3D SYNC IN×1
出力端子:VGA(YPbPr、オーディオ3.5mmジャック)×1、3Dシンクロ×1、USB電源(0.5A)×1、トリガー(12V)×1
コントロール端子:RS-232C×1、RJ45×1、有線リモコン×1、USBポート(メーカーメンテナンス用)×1
騒音値:34dB(エコモード)
消費電力:274W(エコモード)、575W(定電力モード)
待機電力:0.3W(エコモード)、30.7W(通常モード)
寸法:W529×D484×H265mm
質量:19.7kg
付属品:電源コード、VGAケーブル、リモコン、単4電池×2、取扱説明書(保証書付)、A06レンズリング、スタンダードレンズリング

レンズの主な仕様
<超短焦点レンズBX-CTA16>
レンズシフト:なし
投写レンズ:TR 0.36 ズーム無し(固定)
投写距離:0.96m(120型)~3.01m(400型)
寸法(突起部含まず):W411×D250×H172mm
質量:7.5kg

<標準レンズBX-CAA06>
レンズシフト:垂直±50%、水平±15%
投写レンズ:TR 1.22~1.52 1.52倍電動ズーム
投写距離: 1.29m(50型)~16.58m(500型)
外形寸法(突起部含まず): W88×D130×H88mm
質量:0.9kg