美しい中国語でリスナーを虜にしている、ステレオサウンド制作のテレサ・テン《中国語歌唱》シリーズ。その最新アナログ盤(LPレコード)が完成。いよいよ本日発売となりました。

今回リリースしたのは、1982年、1月9日~1月11日の3日間、香港クイーン・エリザベス・スタジアムで行なわれたテレサ・テンの名ライブ録音。この貴重な音源を2枚に分けてアナログレコード化したものです。

テレサの香港における本格的ライブ録音としては初となったこの公演には、日本から渡辺茂樹氏が指揮者として、そして伴奏陣には日本のミュージシャンが参加。録音エンジニアには、当時のポリドールから名ミキサーである茂木正三氏が派遣されました。

今回もレコード製作にあたっては、日本コロムビア・スタジオの名カッティングエンジニア武沢茂氏が、ノイマンのカッティングマシンを駆使し入念にラッカー原盤を仕上げています。レコード盤は、東洋化成によってステレオサウンド盤仕様に特別調合されたプレス材料を使って作り上げました。

この2枚揃えることで、聴き応えのあるテレサ・テンの公演が、あなたのオーディオルームにあざやかに蘇ること間違いありません。じっくり時間のとれる今こそ、彼女の美しい歌声に酔いしれてください。

《SACDヴァージョンも制作快調!》

本作には同一マスターから制作されるSACD盤もリリース予定。レコードプレーヤーをお持ちでない方、あるいはSACD再生に夢中のオーディオファンのみなさま、もうしばらくの間お待ちくださいませ。