1998年に公開された大人気アニメーション『AKIRA』。原作者・大友克洋氏自らが監督を務め、製作期間3年、総制作費10億円という、当時のアニメーション作品では考えられないほどの時間と労力、そして最高の技法を惜しげもなく費やして誕生したこの名作が、物語の舞台となった2020年の今年、ドルビーシネマで公開されることになった。

 上映劇場は、東京 丸ノ内ピカデリー、神奈川 T・ジョイ横浜、埼玉 MOVIXさいたま、愛知 ミッドランドスクエアシネマ、京都 MOVIX京都、大阪 梅田ブルク7、福岡 T・ジョイ博多で、12月4日から公開予定だ。

 ドルビーシネマは、最新鋭のHDR映像技術「Dolby Vision(ドルビービジョン)」と立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を使い、映画を体験する為に最適化されたシアターデザインを高次元に融合することにより、映画に没入する究極のシネマ体験を実現する。

 今回の『AKIRA』では、35mmマスターポジフィルムから4Kスキャンされた映像を、ドルビービジョンのHDR映像にリマスターすることによって、従来は表現できなかったコントラスト、輝度、色域を再構築している。音声は以前上映された『AKIRA デジタルリマスター版』と同じ仕様だ。

『AKIRA』
●原作・監督:大友克洋●ドルビーシネマ公開日/2020年12月4日(金)

≪あらすじ≫
 1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。31年後--2019年東京湾上に構築されたメガロポリス、ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。

 健康優良不良少年のグループリーダー・金田は、荒廃したこの都市でバイクを駆り、暴走と抗争を繰り返していた。ある夜、仲間の鉄雄は暴走中、奇怪な実験体の少年と遭遇し、転倒負傷。呆然とする金田たちの前で、彼らは軍の研究所へと連れ去られてしまう。

 鉄雄救出のために研究所へ潜入を試みる金田。だが、彼はそこで、過度の人体実験により新たな「力」に覚醒した、狂気の鉄雄を見る。

 一方、研究所内の特殊ベビールームでは、実験体の少女が、「最高機密=アキラ」の目覚めを予言。鉄雄は自らの力の謎に近づくべく、地下深く眠る「アキラ」への接近を開始した。

©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会