パイオニアから、PC等のUSB端子に挿すだけで音質が向上するUSBサウンドクオリティアップグレーダー「DRESSING」シリーズの新製品が2モデル発表された。型番と価格は以下の通りで、どちらも12月の発売予定。
「APS-DR300」 市場想定価格￥100,000前後（税別、受注生産）
「APS-DR200」 市場想定価格￥20,000前後（税別）
ブラック仕上げの「APS-DR200」
近年、配信データやストリーミング音楽をPCなどのIT機器で楽しむユーザーが増えている。しかしIT機器は手軽に音楽を楽しめる反面、その構造上数多くのノイズが存在し、音楽を本来の音質で楽しみにくかった。
これに対しパイオニアでは、USB端子に接続するだけでIT機器の電源ノイズや信号ノイズを低減し、高音質な音楽を楽しめるUSBサウンドクオリティアップグレーダー「DRESSING」を開発、発売している。
両モデルともひとつひとつ手作業で組み上げられ、ノイズの原因となる振動を抑えるアルミ削り出しボディと、電圧変動を抑える独自回路を採用。USB端子に接続するだけで、電源ノイズをカットした高音質な音を楽しめるほか、本機の出力端子側にIT機器のUSBケーブルを接続すれば、接続した機器への信号ノイズもカットできる。
APS-DR300は「APS-DR003」の後継となるフラグシップモデルだ。素子を厳選するとともに独自の振動抑制方式を採用し、ノイズ除去の方法を根本から見直している。同時に高寿命かつ高品位な4種類のマイカキャパシターを採用し、独自回路を構築することで楽音情報をリアルに再現する。
APS-DR200は「APS-DR002」の後継モデルで、フラグシップの技術を受け継いだハイコストパフォーマンスモデルとなる。APS-DR300同様、厳選された部品を1点1点手作業で組み上げ、制振性に優れたアルミ削り出しボディを採用しているほか、独自の振動抑制方式で高解像度と歪み感の低減を実現し、奥行のある音楽を楽しめるという。
どちらもインターフェースはUSBタイプAで、本体サイズはW60×H20×D12mm、重さは26g。