TCLジャパンエレクトロニクスから、4K対応液晶テレビ/4K液晶テレビの新製品として、3シリーズ7機種が、11月20日に発売される。価格とラインナップは下記の通り。

<4K対応液晶テレビ>
65C815 オープン価格(実勢¥120,000前後)
55C815 オープン価格(実勢¥90,000前後)

<4K液晶テレビ>
65Q815 オープン価格(実勢¥150,000前後)
55Q815 オープン価格(実勢¥120,000前後)

55P815 オープン価格(実勢¥80,000前後)
50P815 オープン価格(実勢¥70,000前後)
43P815B オープン価格(実勢¥60,000前後)

 今回発表の3シリーズ7機種は、いずれも4K液晶パネルを搭載し、C815シリーズは新4Kチューナー非内蔵の4K対応モデル、Q815/P815シリーズは新4Kチューナー内蔵モデルとなる。HDRは、HDR10とHLGに対応する。地上デジタル/BS/110度CSデジタルチューナーについては、各モデル2基搭載する。

 また、7機種ともAndroid TVモデルでもあり、Netflixなどの各種映像配信サービスの視聴が可能。新しいアプリのインストールも行なえる。加えて、クロームキャストにも対応し、スマートホンで見ている映像コンテンツを、テレビへ表示して楽しむ、という使い方もできる。

 技術での注目点は、量子ドットLED技術「QLED」の搭載で、C815/Q815の両シリーズが対応する。従来の液晶テレビに比べて色域を拡大できることから、より豊かな、自然に近い色再現が可能になるという。

 なお、C815シリーズについては、フロントサウンドバーと、背部にサブウーファーを内蔵し、3次元音響フォーマット「ドルビーアトモス」に対応しているのも特徴となる。Q815シリーズは、フロントサウンドバーとサブウーファーは非搭載となるが、ドルビーアトモスには対応する。

 パネルの駆動については、C815シリーズの65型 65C815のみ倍速の120Hz駆動を可能にするMEMC(motion estimation, motion compensation)に対応し、残像感を低減させている(ほかは等速表示の60Hzモデル)。