ティアックは、現在発売中のタスカムブランドの12トラックのライブレコーディングミキサー「Model 12」に、「アウトプットディレイ」機能を追加するファームウェアの無償アップデート「V1.20」をリリースした。

 アウトプットディレイ機能は、主にライブ配信における映像と音声のズレを補正する機能。比較的多い映像の遅れに対して、音声信号に遅延補正(ディレイ)をかけて、同期させることができるものとなる。

 遅延補正は、MAINミックスのUSB出力、およびアナログMAIN出力(XLR、ヘッドホンモニター)に行なえる。

 補正(調整)は、ジョグダイヤルで効果(補正量)を0~2000msの間で(1ms単位)で設定可能。あるいは、100msごとにスキップさせておおまかな量を決め、その後1ms単位の微調整も行なえる。