1)再生アプリ「VLC」の最新版をインストールする。

2)再生で使うAVセンターとHDMIケーブルでつなぐ。PCにHDMI端子がない場合は変換アダプター等を使って下さい。

3)マックのアプリケーションから「Audio MIDI設定」を開いて、お使いのAVセンターを選ぶ(写真では『marantz-AVR』)。フォーマットは「8ch 24ビット整数48.0kHz」に。

 右下の「スピーカーを構成」から「構成」を『5.1サラウンド』にセット。

4)アプリの「VLC」を立ち上げ、「環境設定」タブを選ぶ。

a:「オーディオ」タブを開き、以下の項目をセットする。

・「オーディオエフェクト」→「視覚化」を『無効』に。

b:「インターフェイス」の左下にある「設定の表示」を「すべて」に変更し、以下の項目をセットする。

・「オーディオリサンプラー」を『無効』に。

・「出力モジュール」→「オーディオ出力モジュール」が『自動』になっているかを確認。

・「フィルター」の項目にチェックが入っていないことを確認。

6)「VLC」でストリーミングを再生する。

a:「VLC」を起動し、右下のボリュウムを100%にセットする(カーソルを合わせて待っていると写真のように数値が表示されるので、確認を)。

b:「ファイル」→「ネットワークを開く」を選ぶ。

C:メールで送られてきた再生用URLをコピー&ペーストする。

7)AVアンプの設定も確認を!

 第2回の配信実験では、AURO-3D対応のAVアンプの使用を推奨しています。現在はマランツ、デノンなどの製品がAURO-3Dのデコードに対応していますが、その場合もスピーカーコンフィグレーションに注意が必要です。

 今回配信されるAURO 9.1ソースを正しく再生するには、5.1チャンネルスピーカーに「フロントハイト」および「リアハイトスピーカー」を組み合わせてください。トップフロント、トップミドルまたはトップリアスピーカーは、Auro-3D再生には対応していません。上の図はデノンAVC-X8500Hの取り扱い説明書です。

 また一部の製品の場合、AURO-3Dの信号を入力した状態でも、サラウンドモードで「Auro-3D」を選んでいないと正しくデコードされない事がありますので、ご注意下さい。

 なお、AURO-3D非対応のAVアンプをお使いの場合は、5.1chでのサラウンド再生が可能です。またAVアンプがない場合でも2ch環境でお楽しみいただけます。これらについては再生アプリのVLC側でつないだ機器に応じて自動的に判別されますので、ご安心下さい。