協同電子エンジニアリングから、フェーズメーション ブランドの新商品としてMCカートリッジ「PP-200」が、12月上旬に発売される。価格は￥99,000（税別）。
PP-200は、ユーザーの要望に応えて作られた新たなベーシックモデル。上位モデルのエッセンスを感じられるよう、音像定位、空間再現能力、中低音の再生能力に留意して開発されたという。
PP-200の主な特長
1 ネオジウムマグネット採用による強力な磁気回路を搭載。出力の増加と併せ、力強い音質を実現
2 振動系の見直しによるトラッカビリティの向上
3 上級モデルに使用するダイヤモンドチップとボロンカンチレバーを採用。さらに、発電コイルには６N無酸素銅線を使用する
4 不要振動をコントロールする新形状ボディを採用
PP-200の主な仕様
発電形式：ムービングコイル式
インピーダンス：4Ω
適正針圧：1.7～2.0g
出力電圧：0.3mV以上（1kHz 50mm/s水平方向）
コンプライアンス：8.5μm/mN [8.5×10（-6乗）cm/dyne]
再生周波数範囲：10Hz～30kHz
セパレーション：25dB以上（1kHz）
チャンネルバランス：1dB以内（1kHz）
カンチレバー：ボロン無垢φ0.26
スタイラスチップ：ダイヤモンド（ラインコンタクト/曲率0.03×0.003mm）
マグネット：ネオジウム
磁気回路構成材料：純鉄
ベース材質：ジュラルミン材削り出し
ボディ材質：アルミ削り出し
質量：10.5g