メルコシンクレッツは、DELAブランドの新製品として、光ディスクドライブ「D10」、および「D100-C」を発表。本日より受注を開始する。価格はD10が¥238,000(税別)、D100-Cは¥70,000(税別)。D10については、セパレート電源ユニットをセットにした「D10P」も販売する。価格は¥600,000(税別、受注生産)。なお、D10、およびD10Pは、合わせて30台の限定生産となる。

「D10」

「D100-C」

 D10は、2018年に限定販売された製品に新ドライブを採用して、限定数が再生産される光ディスクドライブ。また、先述のように当時発売されたセパレート電源ユニットを同梱したセットD10Pもラインナップする。

D10、D10Pの主な特徴
・4面アルミ削り出し&ステンレスリアパネル筐体
・2mm厚の鋼鈑シャーシを採用
・TAOC 製専用3点支持インシュレーター
・Blu-ray Disk対応の新型静音ドライブを採用
・ドライブ部には「DELA N1Z/3」「N10」 同様のコンセプトで設計された「HS-S2」(Highly Stable Storage System)を採用
・電源回路にはN1シリーズ同様の大容量コンデンサーを搭載
・専用基板は面積・銅膜厚が通常品の4倍
・NDK製クロックを採用
・使用しない時にホストへの影響を排除できるフロント電源スイッチを採用
・ディジーチェーン接続が可能なUSBポート(To Device)を搭載(電源オフ時も使用可能)
・アイドリング、読み出し、書き込みの動作表示用 LED は専用の制御ソフトウェアで「点滅しない」仕様

「D10」の内部

D10P採用のリニア電源ユニットの特徴
・TAOC 社製鋳鉄インシュレーターで三点支持された2mm厚鋼鈑シャーシ上に、トロイダルトランスを搭載
・ヘッドユニットに電源を供するケーブルには、Neutrik社製コネクターとオヤイデ電気の精密導体「102 SSC」、金メッキDCジャックを採用した専用品を採用

「D10P」にセットされるセパレート電源ユニットの内部とリア

 D100-Cは、2018年から発売している光ディスクドライブD100シリーズに、新ドライブを採用してリニューアルした製品。ニューD10と同じく、BDメディアへの対応を果たしているのも特徴となる。

D100-Cの主な特徴
・D10のデザインを継承しつつ、2面にアルミを採用した専用筐体
・ハーフサイズながら、2mm厚の鋼鈑シャーシを採用
・4点支持インシュレーター
・Blu-ray Diskにも対応した新型静音ドライブを採用
・ドライブ部には「DELA N1Z/3」「N10」 同様のコンセプトで設計された「HS-S2」(Highly Stable Storage System)を採用
・電源回路にはN1シリーズ同様の大容量コンデンサーを搭載
・専用基板は面積・銅膜厚が通常品の4倍
・NDK製クロックを採用
・使用しない時にホストへの影響を排除できるフロント電源スイッチを採用
・ディジーチェーン接続が可能なUSB ポート(To Device)を搭載(電源オフ時も使用可能)
・アイドリング、読み出し、書き込みの動作表示用 LED は専用の制御ソフトウェアで「点滅しない」仕様