ボーズから、完全ワイヤレスイヤホンの新製品2モデルが登場。ノイズキャンセリングを搭載した「BOSE QUIETCOMFORT EARBUDS」（￥30,000、税別）と、新たに音響設計された完全ワイヤレスイヤホン「BOSE SPORT EARBUDS」（￥22,000、税別）で、どちらも9月24日から予約受付開始、10月15日の発売予定だ。
ノイズキャンセリング搭載の「BOSE QUIETCOMFORT EARBUDS」。仕上げはトリプルブラックとソープストーンの2色を準備する
BOSE QUIETCOMFORT EARBUDSは、20年にわたるQuietComfortシリーズの伝統を継承しながら、ハードウェアとソフトウェアの両面で独自の進化を遂げている。イヤホンは全長2.6cm、重さは左右あわせて13gでありながら、これまでのQuietComfortシリーズと同様のパフォーマンスを備えている。
内蔵された複数のマイクでノイズを検出し、新たなアルゴリズムを搭載したデジタル回路に送りこむ。小型設計のトランスデューサーと組み合わせて、1/1000ミリ秒のうちに、収集したノイズと同等レベルの逆位相の音波を返すことで、ノイズキャンセリングを実現する仕組みだ。
小型ボディの中に、QuietComfortシリーズの伝統を継承したノイズキャンセリング機能を備えている
その効果は11段階用意され、周囲の音をどれだけ取り込むか、あるいはどれだけシャットアウトするかを調節可能だ。イヤホンを装着していないかのように周囲の環境とつながった状態を保てる「トランスペアレンシー」から、周囲のノイズを完全にシャットアウトする「フルノイズキャンセリング」まで、好みに応じて設定・変更できる。
そのサウンドは、音楽では特定の周波数のみが際立つことなく、原音に忠実な再現性を実現した。映画や動画、ニュース、ポッドキャストでは、セリフや会話が自然で、電子的な「ヒス音」が生じないようチューンされている。
イヤホン本体で最大6時間の連続再生に対応。充電ケースで最大12時間分のバッテリー充電を可能にすることで、合計18時間の駆動に対応する。
「BOSE SPORT EARBUDS」
一方のBOSE SPORT EARBUDSは、エクササイズに最適な完全ワイヤレスイヤホンとして設計されている。優れたオーディオ品質を備えながら、使用感やフィット感、手軽な操作性、耐久性と安定性など、すべての面においてユーザーのエクササイズ・パフォーマンスに最適化された製品だという。
イヤーピースにはStayHear Maxチップを採用し、運動中でも痛みが生じたり外れたりすることなく、イヤホンが耳の中にぴったりとしたフィット感を実現している。
イヤホン本体で最大5時間分の連続再生に対応。充電ケースで最大10時間分のバッテリー充電を可能にすることで、合計15時間の駆動に対応する。
カラリングは、トリプルブラック、グレイシャーホワイト、バルティックブルーの3色展開
両モデルともiOS端末、Android端末、各種音声アシスタントとの互換性を備える。またBluetooth 5.1に対応して音飛びを最小限に抑え、さらにIPX4準拠の防滴・防汗仕様を実現した。