ノアでは、イタリアBassocontinuo(バッソコンティニュオ)社の製品の国内輸入販売業務をスタート、オーディオラックなどを発売する。

 バッソコンティニュオとは「通奏低音」の意味で、同社は2008年にイタリア・ロンバルディア州ベルガモで設立された。同社の製品はオーディオラックでありながら家具として生活に溶け込むデザインを持ち、同時に音楽再生に重要な制振についても徹底的に追究されている。製品に使われているパーツや部品はすべてMade in Italyという点も、メーカーとしてのこだわりが感じられるだろう。

 今回日本で発売される製品と価格は以下の通り。

REFERENCE LINE
●フルモジュラー・オーディオ・ラック「ACCORDEON」(アッコルデオン) 3段¥504,500〜(税別、組み合わせによって異なる)
●オーディオ・アンプベース「BANDURA」(バンデゥーラ) ¥138,000(1台、税別)

フルモジュラー・オーディオ・ラック「ACCORDEON」の組み合わせ例。左がステルス仕上げで、右がボルトフィーノ仕上げ

ULTIMATE LINE
●フルモジュラー・オーディオ・ラック「GOLIA」(ゴリラ) 3段¥1,650,000(税別)、4段¥2,000,000(税別)
●2列ラック「ANTEO」(アンテオ) 2段¥2,100,000(税別)、3段¥2,700,000(税別)
●オーディオ・アンプベース「GARGANTUA」(ガルガントゥア) ¥700,000(1台、税別)

フルモジュラー・オーディオ・ラック「GOLIA」

 REFERENCE LINEは同社の創業時からラインナップで、アッコルデオンは高い剛性を備えながら、カスタマイズも自由な点が特長のモデルだ。棚板には密度の高いHDF材を採用、支柱はステンレス材をCNCマシーンで切削加工している。2色のベースカラー(ステルス、ボルトフィーノ)に加えて、カリフォルニアとメルキュリアルの特別仕上げも準備している。

 一方のULTIMATE LINEは同社のフラッグシップシリーズで、オーディオ機器のパフォーマンスを最大限に発揮させることを目標に作られている。厳密な素材の選定から物理学的、化学的な検証を重ねて開発されたプロジェクトだという。