サエクコマースから、「SP-10R」専用のターンテーブルデッキ「SBX-10R」が、9月23日に発売される。価格は¥880,000(税別)。同時に、増設用アームブラケット「SAB-S1」(ショートタイプ ¥180,000+税)、「SAB-L1」(ロングタイプ ¥195,000+税)も発売。

ターンテーブルデッキ「SBX-10R」

オプションの増設用アームブラケット

 SBX-10Rは、先述の通りテクニクスのSP-10R専用に設計されたターンテーブルベース。デッキ材には、ステンレスの無垢材から削り出した重量級パーツを用い、そこに制振性に優れる鋳鉄製のインシュレーターを組み合わせているのが特徴だ。

 製品には、同社トーンアーム「WE-4700」用のアームベースが標準で添付されており(「WE-407/23」の取り付けも可)、その性能を存分に発揮するようにセッティングされているそうだ。ちなみに、そのアームベースは取り外し可能で、ユーザー所有のトーンアームに合わせた加工も可能という(有償)。

別売りの「SP-10R」「WE-4700」「SAB-S1」を組み合わせたイメージ

 なお、本体奥側にはオプションのアームブラケットの取り付け(増設)も可能で、ショート用、ロング用がラインナップされている。ロング用については本体左側への取り付けも行なえ、合計3基のトーンアームが実装できるようになる。

SBX-10Rの主な仕様
素材:ステンレスS303
表面仕上げ:ヘアライン仕上げ
脚:TAOC製グラデーション鋳鉄スパイク型インシュレーター
寸法:W540×H100×D380.5mm
質量:35.8kg(SBX-10Rのみ)