ユキムでは、AIRPULSE(エアパルス)のアクティブスピーカー「A 300 PRO」を9月上旬に発売する。市場想定価格は¥250,000(ペア、税別)。

 エアパルスは2004年に設立された、プラチナム・オーディオ・システム・カンパニーが商標を持つブランドで、英国アコースティック・エナジーの創設者でもあるフィル・ジョーンズ氏がR&Dのトップとしてエンジニアチームを率いている。

 A 300 PROは同ブランドのアクティブ・スピーカー・シリーズのフラッグシップモデルとなる。L/Rそれぞれに高効率低リップル電源とアンプを搭載し、ホーンロード・リボン型トィーターとアルミニウム・コーン型ウーファーを強力にドライブする。2本のスピーカーはKleerNetのワイヤレス・トランスミッション・テクノロジーにより、ケーブルレスで使用可能。設置の自由度がひじょうに高い点もポイントだ。

 A 300 PROの主な特長は以下の通り。

●高性能フルデジタル・アンプ
 L/Rそれぞれのスピーカーには高効率低リップル電源とTI製TPA 3251デジタル・パワーアンプを搭載。120Wのウーファー出力と10Wのトィーター出力を得ている。デジタル・インターフェイスはXMOSのXcore-200マルチコア・プロセッサーとTIのDSPチップTLV320AIC3268で構成される。

●ワイヤレス・スピーカー接続
 左右のスピーカーは、KleerNetワイヤレス・オーディオ・テクノロジーによる非圧縮デジタル伝送で接続される。5.2MHzの帯域でロスレス・トランスミッションを保証。

ホーンロード・リボントィーター(左)とアルミニウム・コーン型ウーファー(右)

●ホーンロード・リボントィーター
 強力なネオジウム・マグネットでドライブされるアルミニウム・リボン型振動板は、ワイドレンジで高感度、優れた過渡応答と解像度を備えている。綿密に計算されたホーン形状はリスナーに最適な高周波情報を生成し、反射による影響も最小に抑えている。

●16.5cmアルミニウム・コーン型ウーファー
 磁気ギャップの幅よりボイスコイルの幅が短い50mm径のアンダーハング型ボイスコイルを搭載し、アルマイト処理されたアルミニウム合金振動板を高いリニアリティで正確に駆動する。また高剛性鍛造マグネシウム合金フレームの採用により、大きなエネルギーに対しても充分な剛性を持って対応。ボイスコイルに巻かれる銅線の断面は、丸型より効率がよく低歪みなエッジワインド銅を採用した。

●高剛性エンクロージャー
 エンクロージャーは厚さ25mmの高強度MDF製。内部には定在波吸収のために36mm厚のプロ用吸音素材が施されている。エンクロージャー背面には風切り音を最小限に抑えるようデザインされた楕円形のバスレフ・ポートを備える。

●オーディオインターフェイス
 Bluetoothオーディオレシーバーに、クアルコム製QCC3031を採用し、aptX HDの伝送も可能。また、UAC2デジタル・オーディオアプリケーションをサポートするUSBデジタル・オーディオインターフェイスも備えている。

●トランスペアレント製内部配線
 ハイエンド・オーディオの世界で有名なトランスペアレント製のケーブルを内部配線に採用。

「A 300 PRO」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ、DAC内蔵アクティブ型
●使用ユニット:ホーンロード・リボン型トゥイーター、165mmコーン型ウーファー
●アンプ:Xmosプロセッサー搭載デジタルアンプ
●アンプパワー:120W×2(ウーファー)、10W×2(トィーター)
●接続端子:USB、デジタル入力3系統(USB、光、同軸)、アナログ入力2系統(RCA、XLA)
●再生周波数帯域:40Hz〜40kHz
●寸法/質量:W225×H385×D350mm(突起物含む)/14.7kg