ヴィンテージ企画では米国の中・大型のスピーカー11モデルを試聴します

『管球王国』97号の特集企画は「真空管の持つピュアな世界――シングルアンプ18機種の試聴」です。シングル出力・A級動作は、管球式アンプならではの理想的ともいえる増幅回路の形態です。300Bや2A3、211などの直熱管、KT88からKT150、6L6など多極管のシングルアンプを集めストレートで高純度な音の魅力に迫ります。ヴィンテージ関連企画は「ヴィンテージスピーカー【中・大型システム篇】米国製スピーカー11モデル試聴」です。アルテック、JBL、エンパイア、オーラトーンの中・大型ヴィンテージスピーカーをアルテックの管球式アンプで試聴し、真価を探ります。実験工房「6V6/6L6、5881/6F6の聴き比べ〈前篇〉」では、特性に優れた出力トランスを搭載し多種の多極管に無調整で対応するシングルアンプで現行/ヴィンテージの5極管、ビーム管を聴き比べます。〈前篇〉は新旧の6L6、6V6、計21種の試聴です。熟達した設計者によるアンプ製作を回路図とともに展開する「マイ・ハンディクラフト」ではビーム5極管50C5の小型アンプと、基板へのハンダ付けで完成する小型フォノイコライザーキットの特別仕様が登場します。

特集「真空管の持つピュアな世界――シングルアンプ18機種の試聴」は、シングル構成の管球式アンプだからこそ聴ける高い鮮度と純度を持つ音の魅力に迫ります。試聴は高津 修氏(左)と吉田伊織氏(右)です。

ヴィンテージ関連企画は「ヴィンテージスピーカー【中・大型システム篇】米国製スピーカー11モデル試聴」です。1960~70年代の米国製中・大型スピーカーをアルテックの管球式プリ+パワーアンプの組合せで試聴します。アルテックのステージモニターなど異色のモデルも登場します。ヴィンテージ・オーディオ専門店での長年のキャリアと知見を持つ土井雄三氏、ヴィンテージ・オーディオの優れたメインテナンス技術を持つ杉井真人氏、新 忠篤氏による取材です。

「実験工房」は「6V6/6L6、5881/6F6の聴き比べ〈前篇〉」です。現行/ヴィンテージの6L6、6V6、計21種の音を聴き比べます。テスターは新 忠篤氏(写真左)、杉井真人氏(中)、秋葉原の専門店に所属され管球式アンプの設計やメインテナンスで多くのノウハウを持つ児玉眞一郎氏(右)です。

「マイ・ハンディクラフト」では是枝重治氏による50C5プッシュプル・ステレオパワーアンプ(上写真)、唐木志延夫氏によるオペアンプIC採用フォノイコライザーキット特別仕様(下写真)の2モデルが登場。是枝氏の50C5アンプはクラシックカメラのような美観を持つコンパクトな設計と精密かつ生命力ある音が魅力。写真後方の是枝氏愛聴CDとの比較でサイズを実感していただけます。ステレオサウンドストアで実機を頒布します。唐木氏の小型フォノイコライザーキットは、基板へのハンダ付けで完成する設計でクラフトの愉しみが味わえ、ハイグレードな素子が生きて雑味が少なく中域の存在感に富んだ音が愉しめます。