SNEXT(エスネクスト)は、自社ブランドfinal、及び取り扱いブランドDITAより、新しいケーブルとケーブル製品各種の販売をスタートする。それぞれの詳細は以下の通り。

【final】ヘッドホン用シルバーコートケーブルセミオーダー販売開始

6.3mmバランス(ノイトリックNP3X-B仕様)

 ヘッドホン用のシルバーコートケーブルに対し、ユーザーからの「様々な端子に対応して欲しい」や「他社製のヘッドホンに対応したモデルも開発して欲しい」などの要望を受け、端子の種類やケーブル長を選択して注文できる「ヘッドホン用シルバーコートケーブル セミオーダー販売」を開始。ゼンハイザー社「HD800」「HD600」シリーズに加え「3.5mmモノラルプラグ採用ヘッドホン」にも新たに対応する。

 同社ではこれまで接続機器側のプラグ種類として「2.5mm」「3.5mm」「4.4mm」「6.3mm」「XLR」「XLR(フルテック601MR)」「XLR(ノイトリックNC3MXX)」の7種類のプラグを販売していたが、新たに「XLR/フルテック(701MG)」「6.3mmバランス(ノイトリックNP3X-B)」を追加する。ケーブル長もカスタマイズが可能で「1.5m」「2m」「3m」「5m」「6m」の5種から選べるようになっている。

 このサービスは同社オンラインショップSNEXT DIRECT SHOP、及び秋葉原直営店final STOREのみの受注生産販売で、注文後3週間~1ヶ月程度の納期を予定している。7月22日(水)12時から予約開始、7月30日(木)10時から発売予定とのこと。なお、市場想定価格は組み合わせによって異なるので、オーダー時に確認していただきたい。

【final】イヤホン用シルバーコートケーブル2Pin仕様 販売開始

 「イヤホン用シルバーコートケーブル」は、信号の伝送速度を追求したスーパーコンピューター・京用のケーブルを開発・製造している潤工社との共同開発品となる。

 音質のよさはもちろん、取り回しの便利さと信頼性の高い自社設計の端子を採用しているのも特長。今回は、MMCX仕様に加えて2Pin仕様の販売を開始する。2Pin端子は信頼性の高い自社設計パーツを使用し、汎用性が高いとされるΦ0.78規格を採用、他社製イヤホンにも幅広く使えるはずだ。接続機器側のプラグは「2.5mm」「3.5mm」「4.4mm」を用意している。市場想定売価¥19,800(税込)で、7月22日(水)12時〜から予約受付開始、7月30日(木)からの販売を予定している。

【DITA】OSLOケーブル2Pin仕様 販売開始

 シンガポールのハイエンドオーディオブランドDITAより、アップグレードケーブルとして人気の「OSLOケーブル」から2Pinモデル、FitEar製2Pinモデルが発売される。

 OSLOケーブルの線材は、特殊オイルコーティングが施された「PC-Triple C長結晶無酸素銅」を使用。特殊オイルには、シルバーとゴールドのナノ粒子がブレンドされたスクワランオイル(深海鮫の油)が使用されている。このナノ粒子が線材を覆うことにより、音楽信号の伝達やインピーダンスに影響を与える表面の微細な凹凸を滑らかにしてくれる。またオイルは、古くからトランスやコンデンサーにも使用されており、高い絶縁性を持つ原料としても知られている。

 プレーヤー側の端子は、交換可能な「AWESOMEコネクター」を採用。3.5mmステレオミニプラグはもちろん、バランス接続の2.5mmプラグに加え、4.4mmプラグも同梱している。

 市場想定価格は、2Pin対応モデルが¥66,000(税込)、FitEar製2Pin対応モデルが¥79,800(税込)で、全国の販売店、秋葉原直営店final STOREにて、7月22日(水)12時より予約開始、7月30日(木)に発売予定だ。