ブライトーンから、LUMIN(ルーミン)製品の新機能が発表された。これまでのデフォルトの処理アルゴリズムの代わりにロスレスボリュウムコントロールの「Leedh Processing Volume Control」を使用できるようになったという(ファームウェアv13以降)。
Leedh Processingは、フランスのハイエンドスピーカーメーカーであるAcoustical BeautyのGilles Millot氏による技術で、以下のような特長を持っている。
●丸め誤差を排除する革新的な新しいデジタル音量調整アルゴリズム
●デジタル信号の振幅を正確に変更。その形状を変更することなく、いかなる種類の情報損失も生じない
●より効率的な整数ボリュウム値を使用して、後続のDAC変換中でもオーディオ情報の整合性を維持
●処理能力を多く必要としないため、CPUに負担がかからない
具体的な接続としては、これまで通りLUMIN側のLeedh Processing Volume Controlを100%に固定し、プリアンプなどのボリュウムを使う方法と、Leedh Processing Volume Controlで音量調整をしてプリアンプをパスする方法(プリアンプをユニティゲインにするか、LUMINをパワーアンプに直結する)の3通りが可能となる。ただし後者の場合は大音量で再生した場合にスピーカーを破損しないよう注意が必要だ。