ステレオサウンドNo.215(2020年夏号)は、8名のオーディオ評論家による[音の入り口]グレードアップ実践リポートをお届けする特集1、この夏最注目の新製品を掘り下げてご紹介する特集2、高級MCカートリッジの総テスト、生誕250周年にあわせて続々リリースされているベートーヴェン関連の音楽ソフト(SACD、CD等)のまとめ記事など、盛りだくさんの内容でお届けします。表紙を飾るのは米国マッキントッシュの最新パワーアンプ「MC901」。独立動作する真空管増幅回路と半導体増幅回路が一台のモノーラルアンプ内に併存する、ユニークな設計の超大型機です。

特集1
さらなる《音の高峰》をめざして
ソース・コンポーネント導入記&試用記

特集1では、オーディオシステムのなかで[音の入り口]にあたる機器、具体的にはSACD/CDプレーヤー、ネットワークプレーヤー、アナログプレーヤー、フォノカートリッジなど、いわゆる「ソース・コンポーネント」の導入記と試用記をお届けします。執筆いただいたのは8名のオーディオ評論家で、お一人8ページ、合計64ページにおよぶ読みごたえたっぷりの特集となっています。[音の入り口]をグレードアップすることで、それぞれのオーディオシステムの再生音にどのような変化がもたらされたのでしょうか。

特集2
SPECIAL PRODUCTS REVIEW 2020 Summer
注目新製品の魅力を徹底解剖する

話題の新製品を徹底的に解説するとともに、その音質を詳しくリポートする「SPECIAL PRODUCTS REVIEW」。今回は計7ブランド11モデルをまとめてご紹介いたします。内訳はスピーカーシステム4モデル、SACD/CDプレーヤー3機種、パワーアンプ1機種、アナログプレーヤーのアップグレード仕様2機種、フォノイコライザーアンプ1機種で、いずれも本誌読者にいまもっとも聴いてほしい、2020年下半期大注目の新製品です。

ハイエンドMCカートリッジ23機種徹底試聴

ステレオサウンド誌としては久しぶりとなるフォノカートリッジの一斉比較試聴テスト。今回は10万円台後半から100万円台までのMC型フォノカートリッジ合計23モデルを聴き比べました。それらのなかから、「性能」だけにとらわれず、あなたが“使いこなしてみたいと思えるカートリッジ”を見つけてください。

そのほかの注目記事

①生誕250周年にあわせて続々とリリースされているベートーヴェンの諸作品を企画シリーズ別/ジャンル別にまとめてご紹介する「ディスクで愉しむベートーヴェン・イヤー」。

②魅力的なオーディオ機器の開発の携わった技術者の方々に、製品づくりに込めた熱き想いや開発過程の苦労話などを語っていただく連載「つくりては語る」。の第4回。今回ご登場いただいたのは、ソウルノート(日本)のサウンド・マネージャーと、ウィーン・アコースティクス(オーストリア)の創業者兼チーフデザイナーです。

③TADのハイエンド小型スピーカー、MSBテクノロジーのD/Aコンバーター、アキュフェーズのフォノイコライザーアンプ、オーディオテクニカのMCカートリッジなど、この春から夏にかけて登場する新製品をご紹介する「Exciting Components」と「New Components Review」。
(ステレオサウンド編集部)

ステレオサウンドNo.215はステレオサウンドストアでもご購入が可能です。