ソニーから、ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-XB700」「WI-SP510」「WF-SP800N」、およびワイヤレスヘッドホン「WH-CH710N」が、6月6日より順次発売される。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格は下記の通り。

WF-XB700  ¥13,000前後 6月6日発売
WI-SP510   ¥9,000前後  6月6日発売
WF-SP800N  ¥24,000前後 6月27日発売
WH-CH710N ¥14,000前後 6月6日発売

 WF-XB700は、重低音サウンドが楽しめる「EXTRA BASS」シリーズ初の完全ワイヤレスモデルであり、同社フラッグシップ「WF-1000X M3」と同様の接続安定性や装着性を持たせつつ、重低音サウンドを志向するユーザーをターゲットにしたハイコスパ機。

 完全ワイヤレス機としては大口径となる12mm径のダイナミックドライバーを搭載しているのが特徴だ。

 内蔵バッテリーは、最長で約9時間の再生が可能で、充電機能付きケースを併用すれば、最大で約18時間、音楽を楽しむことができる。また、10分の充電で約60分再生できる、クイック充電にも対応する。

 イヤホン本体はIPX4の防水性能を持っており、アクティブなシーンでも安心して使えるようになっている。対応コーデックはSBC、AAC。充電はUSB Type-Cにて行なう。

 WF-SP800Nは、防水スポーツモデル「WF-SP700N」の後継モデルで、好評のノイズリダクション機能はそのままに、防水性能やバッテリー持続時間、あるいはBluetoothの接続安定性を向上させているのが特徴だ。

 バッテリーの持続時間は、前モデルの3時間(イヤホンのみ)から9時間へと大幅に長時間化。プレーヤー(スマホ)とのBluetooth接続も、同社他モデルと同様に、左右チャンネル同時伝送方式となり、安定した接続で音楽が楽しめるようになった。

 また、重低音サウンドが楽しめる「EXTRA BASS」仕様でもあり、さらに専用アプリを使えば、イコライザー調整で低音を増強することもできる。

 なお、専用アプリの設定によって、ノイズキャンセルや外音取り込み機能の切り替えや調整、イコライザーの適用などを、行動や位置(位置情報とリンク)に合わせて、自動的に設定してくれる「アダプティブサウンドコントロール」にも対応する。

 搭載ドライバーは6mm径のダイナミック型で、対応コーデックはSBCとAAC。

 WI-SP510は、ネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンで、重低音サウンドが楽しめる「EXTRA BASS」に対応し、アクティブなシーンでの利用を想定したIPX5の防水性能を持ったスポーツモデル。

 耳にしっかりとフィットするアークサポーターを装備したほか、使わない時はハウジングをくっつけておけるように ハウジング後部にマグネットを内蔵している。

 バッテリー持続時間は約15時間。搭載ドライバーは12mmのダイナミック型。対応コーデックはSBC、AACとなる。

 最後に、ワイヤレスヘッドホンWH-CH710Nは、フィードフォワードマイク、およびフィードバックマイクによるデュアルノイズキャンセリング機能搭載機。「WH-CH700N」の後継機モデルで、今回イヤーパッド形状の最適化で、装着性を高めるようデザインされている。

 搭載ドライバーは30mm径のダイナミック型で、内蔵バッテリーの再生時間は約35時間。コーデックはSBC、AACをサポートする。