アユートは、Acoustuneブランドの既存のユニバーサルフィットタイプのイヤホンを、カスタムフィット化する3Dカスタムフィットインターシェル「ST1000」を発表。ユーザー所有の既存製品を本製品へアップグレードするサービスを、6月上旬より受注を開始すると発表した。作業内容と価格は下記の通り。
・ACO-ST1000 ST1000シェル本体 ￥39,800（税込、耳型採取代別）
・ACO-ST1000/INT/WIRE/PLATINUM ST1000の内部配線をプラチナ線にアップグレードする ￥15,000（税込）
・ACO-ST1000/INT/WIRE/SILVER ST1000の内部配線を純銀線にアップグレードする ￥10,000（税込）
・ACO-ST1000/RESTORATION ST1000化した製品をユニバーサルフィットの状態に復帰する ￥5,000（税込）
ST1000は、Acoustune製イヤホンの耳に装着する側のハウジング部分のみを、カスタムフィット化する製品。これは、同ブランドのイヤホンが、ドライバーを格納する音響チャンバー部とハウジング部を分離させたモジュラー構造から成り立っていることから可能になるオプションサービス。形状がよりIEMに近くなるのが特徴だ。
ST1000の主な特徴
・よりカスタム IEMに近いフィット感と重量バランスを実現
・本製品独自のベントチューブによって、適度な密閉性と音場の広がりを実現
・ユニバーサルフィット（既存製品）に復帰させることが可能（※別途、原状復帰サービスの申し込みが必要）
・オプションで、コネクター部からチャンバー部（ドライバー）までの配線を、プラチナ線や純銀線へアップグレードすることが可能（※別途、内部配線アップグレードサービスの申し込みが必要。ST1000と同時購入時のみ可）
プラチナ線：解像度の高さと聴きやすさを両立
純銀線：高域の煌びやかさを増し、音の輪郭を際立たせる
対象製品
Acoustune HSシリーズイヤホンのうち、以下製品が対象
「HS1697TI」「HS1677SS」「HS1657CU」「HS1695TI」「HS1655CU」「HS1670SS」「HS1650CU」「HS1551CU」「HS1503AL」「HS1501AL」
受注～納品までの大まかの流れ
１ ユーザー側で耳型（インプレッション）を採取
２ 各取扱店で申込・決済
３ 耳型及び、ユーザー所有イヤホン（本体のみ）を各取扱店 ST1000受付に送付または取扱店へ持ち込み
４ メーカーにて耳型の 3Dスキャン、モデリング、3Dプリンターによる成型、仕上げ調整を経て、約4週間で完成
５ 各取扱店からユーザーへ納品（※納品時、取り外した内側のハウジングも同時に返却）