オーディオビジュアルの歴史とは、「スター・ウォーズ」の歴史である
HiVi6月号の特集は、「ありがとう、スター・ウォーズ」。
40年以上世界中に愛され続ける「スター・ウォーズ」(SW)シリーズがひとまず完結。そしてついに、このシリーズ全作を4Kの高解像度で楽しめる日がやってきました。同シリーズのUltra HD Blu-rayが発売されたということ。
HiVi2016年6月号で麻倉怜士さんに寄稿していただいたように、「スター・ウォーズ」はLD→DVD→Blu-ray→Ultra HD Blu-rayという「ディスクメディア・サーガ」とともにありました。SWのUltra HD Blu-ray発売は、このメディア・サーガの完結も意味しているのかもしれない、たいへん意義深いものというわけです。
「エピソード9」こと『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』についての賛否はともかく、長きにわたってオーディオビジュアル(AV)文化を牽引してきたSWの功績を称え、感謝を示すことが本特集の主旨。
なお、本号のでは、1989年7月号に掲載した貴重なジョージ・ルーカスのインタビューを再収録しました。今に続くAVの規範をつくったと言える、その言葉を今一度噛み締めていただければ幸いです(インタビューの後編は7月号での掲載を予定しています)。