シャープは、同社のBD/HDDレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新製品を2モデル発表した。自動録画の「ドラ丸」機能を搭載した2Kチューナー内蔵モデルで、型番や価格、内蔵HDD容量等は以下の通り。4月30日（木）の発売予定だ。
2B-C20CT4 市場想定価格8万円前後（HDD容量2Tバイト、3チューナー）
2B-C10CT4 市場想定価格7万円前後（HDD容量1Tバイト、3チューナー）
本体デザインや端子部などの仕様はどちらも同じ。写真はHDD 2Tバイトモデルの「2B-C20CT4」
両モデルの特長は以下の4点となる。
●「5upコンバーター」搭載の4KマスターエンジンBD-Premium
輝度、解像度、色域、フレームレート、ビット深度といった画質の5つのポイントをアップコンバートする「5up（ファイブアップ）コンバーター」を搭載した4KマスターエンジンBD-Premiumを採用。地上デジタル放送やBDソフトも4K放送級に変換して楽しめる。
また地上デジタル放送で採用しているSDR（スタンダードダイナミックレンジ）映像を、UHDブルーレイなどで使われているHDR（ハイダイナミックレンジ）10映像にアップコンバート可能。明るい部分は白とびせず、暗い部分は黒つぶれすることなく、奥行感や質感をリアルに再現出来る。
●「スマホ写真・動画まるごとストレージ」
スマートフォンで撮影した写真や動画を、無料の専用アプリを使ってレコーダーへ手軽に転送可能。大画面で楽しむことができる。
●「HDD/BDドライブ健康診断」機能を搭載
HDDは、長年使用すると突然クラッシュして録画データが消えてしまうこともある。そこで、HDDの健康診断機能を搭載し、診断結果を3段階（A・B・C）とコメントでお知らせする。BDドライブの健康診断では、診断結果（2段階）に加えて、ディスク自体や読み取り部のお手入れについても案内してくれる。
また、ドライブの密閉度を大きく高め、内部への塵埃の侵入を抑制した「ホコリシールドBDドライブ」を採用。光学ピックアップユニットとドライブソフトウェアの改善も行い、長寿命を実現した。
●録画予約や再生も「声でらくらく音声操作」
番組の録画予約、キーワード検索、録画番組の再生、録画リストの検索などの操作が、リモコンやスマートスピーカーに話しかけるだけで可能に。スマートフォンのアプリからも音声で操作ができる。見たい番組名を話しかければ、その番組を録画予約してくれる。また、タレント名を話しかけて、そのタレントが出演している全番組を録画することも可能だ。
新製品の主なスペック
●接続端子：HDMI出力1系統、USB端子2系統（前面＝データ送受信用、背面＝外付けHDD用）、LAN端子1系統
●寸法/質量：W430×H51×D195mm（突起部含まず）/約2.5 kg（2B-C20CT4）、約2.3kg（2B-C10CT4）