サンバレージャパンから、TaoTronics(タオトロニクス)ブランドの完全ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty 53改善版」が発売された。価格はオープンで、実勢価格は¥4,900前後。

 SoundLiberty 53改善版は、同ブランドの人気モデル「SoundLiberty 53」のその名の通り改善版で、完全ワイヤレスイヤホンとしての使い勝手を向上させるよう、接続安定性と音質の2項目をブラッシュアップしたのが特徴。形状はスティックタイプとなる。

 前者、接続安定性の向上については、搭載するチップセットを、従来のRealtek社製「8763BFR」から、Airoha社「AB1532」に変更。これによって、左右のイヤホンがそれぞれ、スマートホンなどの親機(再生機)と直接接続する左右同時伝送――MCSync技術 (Multi Cast Synchronization)――が可能となり、安定性の向上と省電力化の、主に二つの軸での大きな進化を果たした。

 一方、音質については従来モデル同様に低域の量感は継承しつつ、ボーカルを聴きやすくなるように、中低域の再現性をチューニングしたという。

 その他、IPX7という防水性能、AACコーデックのサポート、タッチコントロール、自動ペアリング機能、イヤホン単体連続6時間駆動といったフィーチャーは、そのまま受け継いでいる。

SoundLiberty 53改善版の主な仕様
Bluetoothバージョン:Bluetooth5.0
Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
チップセット:Airoha AB1532
対応コーデック:SBC、AAC
充電時間:2~2.5時間
イヤホン単体最大連続再生時間:約6時間
防水等級:IPX7
ドライバー:6mm径PEEK+PU製ハイブリッド仕様ダイナミック型ドライバー
本体サイズ:82×39×28mm
質量:2.2g
対応機種:iOS / Android/ Windows などのBluetooth機能搭載デバイス
付属品:充電ケース、イヤーピース(XS/S/M/L 各種1ペア 1ペアは出荷時にイヤホン本体に装着済み)、Micro USBケーブル、取扱説明書、クイックガイド