リアルアシストは、中国Tipsyブランドのイヤホンの新製品「Blue Aurora(ブルー・オーロラ)」を3月13日に発売する。価格は¥10,890(税込)。
Blue Auroraは、同ブランドでは初となるシングルバランスド・アーマチュア(BA)ドライバー搭載モデル。シングル BAでも、絶妙な低音を維持しながら、高解像度も両立させた設計が施されているそうで、先週発売したダイナミックドライバーを基準とした「Dunmer」シリーズとは異なる低域再現が楽しめるという。
そのBAドライバーには、オリジナルのチューニングが行なわれているそうで、特にボーカルの再現性に留意した仕様としているそうだ。
ケーブルは脱着が可能で、コネクターはカスタム2ピン、プラグは金メッキ仕様の3.5mmステレオミニとなる。
なお、ハウジングはユニバーサルIEM仕様で、名称の通り青(ブルー)を基調にしたオシャレな仕上がり。
発売前に製品を試聴する機会を得たのでそのインプレッションを簡単に紹介すると、まず耳に迫って来るのが、シングルBAドライバーとは思えない低域の再現性。Dunmerシリーズとはまた異なるものの、これがBAの発するサウンドなのかと思えるほどの、しっかりとした低音が楽しめる。加えて、ボーカル帯域の再現性も秀逸で、伴奏の中からしっかりと声が浮き立ってくるよう。音量を絞っていっても、声のニュアンスははっきりと聴き取ることができる。音の抜けもよく、これはノズル部分のメッシュの孔が大きいことも、好結果をもたらしているのだろう。
Blue Auroraの主な仕様
ドライバー:バランスド・アーマチュア(BA)(Tipsy Driver)
周波数特性:20Hz~20kHz
インピーダンス:16Ohm @ 1 kHz
感度:105db @ 1 kHz
DISTORTION:<2% @ 1 kHz
ノイズアイソレーション:-26 dB +/-2
入力端子:3.5 mmステレオミニ、金メッキ
ケーブル:OFC 2芯、0.78 2PINコネクター