アイ・オー・データのオーディオサーバー(NAS)、fidataおよびSoundgenicの純正コントロールアプリ「fidata Music App」(Android版)がアップデートした。
今回のアップデートで、Android端末をプレーヤーとして選択することができるようになり、アプリがインストールされている端末でfidataやSoundgenic内の曲をそのまま再生できるようになっている。また、DAP連携および各種の改善なども加えられている。
「fidata Music App」(Android版)のアップデート内容
●ストリーミングウォークマンやAndroid端末上でのローカル再生に対応
fidata Music Appからの再生レンダラーに、Android搭載ストリーミングウォークマンやスマートフォンを指定して操作端末から再生できる。これにより、操作端末をローカルプレーヤーとして楽曲を聴くことが可能になる。ローカルサーバー機能と組み合わせて、端末内の楽曲(CDレコ、純正ミュージックプレーヤー管理楽曲)も再生できる。
●DoPWAV対応
昨年fidata/Soundgenicのアップデートでメディアサーバー側が対応したDoPWAV方式に、アプリ側も対応。DoPWAV方式に対応したネットワークプレーヤーで、DSD再生が可能となる。
●アートワークのUSBエクスポートに対応(DAP連携)
fidata/SoundgenicのCDリッピングデータなどアートワーク情報が付与されていないWAV、FLACおよびDSFファイルにメディアサーバーから取得できるアートワークを付与してエクスポートできる。
●その他野ユーザビリティの改善
・選択したコンテナ内の楽曲をシャッフルして最大1000曲(初期設定)をプレイリストに追加
・fidata/Soundgenicのコンテンツファイル(サーバーペイン)からファイル実体を操作画面で開く機能を追加
・一時停止に対応していないネットワークプレーヤー(DMR)での停止操作に対応
・再生/一時停止ボタンの長押しで停止状態にできる操作に対応
・UIを改善し、CDリッピング操作画面での「CDトレイを開く」ボタンの追加、各画面での「×(閉じる)」 ボタンの配置を直し