2020年のアカデミー賞が発表されましたね。作品賞をはじめ、色々と話題になっていますが、ここで取り上げるのは、最多ノミネート作品であった『ジョーカー』。

ジョーカーが表紙のHiVi3月号は、2/17発売

主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(ヒドゥル・グドナドッティル)を受賞した本作のUltra HD Blu-rayの発売を記念して、HiVi3月号では、“『ジョーカー』&DCコミックス映画”を特集しました。

IMAX・ドルビーシネマという2大プレミアム映画館での再上映も実施された『ジョーカー』、ご覧になった方は多いでしょう。アカデミー賞では衣装、撮影、編集、音響編集、録音賞などにノミネートされたことからも分かる通り、『ジョーカー』は映像にも、音声にも観るべきものがある映画です。

つまり、環境を整えて、繰り返し観るほどに新たな発見がある、そんな自宅鑑賞向きの作品でもあるということ。

本特集では、『ジョーカー』の映像や音楽/音響へのこだわりをとことん掘り下げました。未見の方も、IMAX・ドルビーシネマで鑑賞した方も、本誌を片手にディスクをかけてみてはいかがでしょうか。

昨年の劇場公開時から、IMAX・ドルビーシネマでの取材を実施。プレミアムな映画館のよさ、“家庭劇場”=ホームシアターのよさ、それぞれを明らかにしていく

アカデミー作曲賞を受賞した『ジョーカー』。挿入される既成の音楽にも意味づけがあるようで、劇中でかけられる音楽をキーに絵解きを試みる

4Kでの鑑賞を可能にするのは、Ultra HD Blu-rayだけではない。Apple TV 4Kを使えば、ストリーミングで4K&HDR&ドルビーアトモスの鑑賞が叶う。そのクオリティについて検証を実施した

そもそも、DCコミックスって? という方もご安心を。『ジョーカー』をより楽しむための基礎知識編「DCコミックスとは何か?」や「DCエクステンデッド・ユニバース相関図」も収録

DCコミックスを原作とする映画は、見応えのあるUltra HD Blu-ray(4K映像)としても数多くリリースされている。ここでは、4K作品をフィーチャーしつつ、DCコミックス映画の歴史をたどる