ドキュメンタリー映画「オーバー・ザ・リミット 新体操の女王マムーンの軌跡」(4月10日公開)のトークショー付試写会が1月19日、都内で行なわれ、ゲストに新体操日本代表「フェアリージャパンPOLA」のメンバー6名(杉本早裕吏、松原梨恵、熨斗谷さくら、横田葵子、竹中七海、鈴木歩佳)と、山﨑浩子強化本部長らが登壇、映画の感想や、いよいよ本年に迫った東京オリンピックへの意気込みを語った。

 本作は、前回のリオオリンピックで金メダルを獲得したロシアの新体操選手 マルガリータ・マムーンに密着し、そのコーチであるイリーナ・ヴィネルやアミーナ・ザリボアとの稽古風景を収めたドキュメンタリー。世界一の栄光の裏に隠された、壮絶な真実が明かされる注目の作品だ。

 フェアリージャパンPOLAを率いる山﨑強化本部長は「マムーンの栄光の裏にこんなに壮絶な戦いがあったのかと、胸が痛くなった」と、海外の映画祭では“ホラー”とも評された真実の映像に、大きな衝撃を受けたようだった。

 また、メンバーもそれぞれ、「観ていて、体に力が入った」(杉本)、「世界のトップで戦うにはそれなりの重圧があるとは思っていたけど、それは自分が考えていた以上に凄かった」(松原)、「過酷な戦いの中で、自分をコントロールしてあんなに美しい演技を披露していることが凄いし、見習わないといけないと感じた」(竹中)、「ものすごいプレッシャーと戦いながら、あんなにも美しい演技が披露できるのは、心から感動した」(鈴木)、「まだ心臓がドキドキしているぐらいの衝撃を受けました」(熨斗谷)、「胸が痛くなりましたけど、絶対王国のメンバーとしての覚悟が見られて、勉強になることが多かった」(横田)と、その熾烈な映像から受けた衝撃を、なんとか自分なりに消化しようと懸命になっているようだった。

 ちなみに、今回出席の6名は、昨年の世界選手権団体総合で銀メダルを獲得したメンバーだが、実はオリンピックに出場できるのは5名。山﨑本部長は、「若手も頑張ってきているし、最終的に誰がオリンピックに立てるかは、まだ分かりません。けれども、それぞれが自分のやるべきことをやり続けて、戦っているのは自分ひとりじゃないこと(コーチ、スタッフがいる)を分かりさえすれば、ちゃんと前を向いて戦い続けられると思う」と、メンバーにエールを送っていた。

 なお、最後には各自、オリンピックへ向けた意気込みを語った。
「日々の練習を大事に、一日も悔いなく終われることを目標に頑張ります」(横田)
「どんなに辛くても、チーム一丸となって頑張っていきたい」(熨斗谷)
「毎日の積み重ねを大事にし、チームみんなで助け合って頑張りたい」(鈴木)
「自分との戦いに打ち勝って、しっかりとコントロールして、チームみんなで頑張って目標に向かっていきたい」(竹中)
「毎日の練習をやり切って、みんな笑顔で(オリンピックを)終われるようにしたい」(松原)
「日々の練習を一人ひとりがやり切った状態で本番を迎えられるようにしたいです」(杉本)

映画「オーバー・ザ・リミット 新体操の女王マムーンの軌跡」
4月10日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか 全国ロードショー

監督:マルタ・プルス
出演:マルガリータ・マムーン、イリーナ・ヴィネル、アミーナ・ザリポア ほか
2018年/ロシア語/74分/ポーランド、ドイツ、フィンランド
配給:トレノバ、ノーム
(C)Telemark,2018
公式サイト https://otl-movie.com/