ディスプレイ部門(1)<液晶、50型以下>第1位 東芝 43Z730X

オープン価格(実勢価格17万円前後)

ココがスゴイ!!

いま最強のパーソナルディスプレイ(高津)

43型でハイエンド級の実力を備えた(鳥居)

独自超解像で自然体の高精細映像を実現(吉田)

 

特選 麻倉怜士

43型というサイズがよい。4Kでも部屋のサイズを考慮し、コンパクトな画面を観たいという向きには最適だ。もちろん新4K衛星放送対応の4Kチューナーを内蔵。細部まで徹底的に磨き上げるというレグザ伝統の絵づくりテクニックが豊富に入っている。4Kがきれいなのは当然だが、2K以下の地デジ画質も超解像の働きにより、価値を高めている。全録の「タイムシフトマシン」による録画機能もたいへん便利で、いちど使うと、普通のテレビ録画に戻れなくなる。IPS液晶で視野角も広い。

BEST1 潮晴男

2019年夏のベストバイに続き、堂々の連続1位に輝いた、全録「タイムシフトマシン」対応の機能豊富な東芝の液晶ディスプレイ。直下型のLEDバックライトを配置し分割駆動を行なうことでコントラスト感の豊かな映像を再現する。AIによる超解像技術を取り入れた、レグザエンジンProfessionalがきめの細やかな描写を可能にしていることも特徴だ。HDR10、HLG、HDR10+と、ドルビービジョンを除いてHDR規格への対応も万全。液晶らしい輝き感のある映像で4Kの世界を堪能できる。

特選 小原由夫

近年は高品位テレビ開発の軸足が有機ELテレビにシフトしつつある東芝だが、どっこい液晶もコストパフォーマンスの点で価値ある存在。長年ブラッシュアップしてきた映像エンジンの「レグザエンジンProfessional」が熟成の域にあるのが理由だ。ヴィヴィッドな色再現は、IPSパネルの急所であるコントラストの不利さを補ってあまりある。レグザのセールスフィーチャー、すなわち「タイムシフトマシン」や「重低音バズーカオーディオシステムPRO」などのフル装備も見逃せない。

BEST1 高津修

ミドルサイズ43型の4Kテレビ。これが8Kなら大略86型相当の精細画素映像になるわけだが、その他のスペックはハイエンド機よりも引き下げられるのが一般常識だ。ところが当機は例外中の例外。4KダブルチューナーやレグザエンジンProfessionalをはじめ、トップレベルの技術を惜しみなく投入したうえ、重低音バズーカウーファーまで積み込んだ。全録タイムシフトマシン機能も健在。パーソナルディスプレイとして、こんにち最強の高性能機である。

BEST1 鳥居一豊

地デジ6chの全録が可能な「タイムシフトマシン」、人工知能技術を採り入れた「レグザエンジンProfessional」、重低音ウーファーと2ウェイスピーカーから成る「重低音バズーカオーディオシステムPRO」と、薄型テレビに求められる機能をぜいたくに盛り込んだモデル。プライベート用としても使える43型でハイエンド級の実力を備えた製品は他にない。ゲーム用、PCモニター兼用など、活躍する幅の広さが魅力だ。

BEST1 藤原陽祐

AI超解像対応「レグザエンジン Professional」、タイムシフトマシン、重低音バズーカ、そして4Kダブルチューナーと、豪華な技術/機能を投じた液晶レグザの最高峰。その画質は緻密で精細。人肌、髪の毛、洋服の生地と、微妙な質感まで自然なタッチで描き出し、それが映像の鮮度の高さとして感じ取れる。特に地デジ、BSなどのハイビジョン素材の再現性については、間違いなくトップレベルだ。このサイズではライバルは存在しない。

特選 山本浩司 

「43型の小型液晶4Kテレビ」と言われると、ブラウン管時代からどっぷりAVに浸っていた筆者はガクゼンとするが(29型が大画面でした)、本機を目の前にすると、たしかにその小ささにアゼンとする。しかしながら、そのサイズが活きた緻密な4K画質は見応えがあり、さまざまな用途で活躍が期待できる。熱心なテレビウォッチャーには地デジ6chの全録が可能な「タイムシフトマシン」機能も重宝するはず。値段の安さにもガクゼン。

特選 吉田伊織 

東芝レグザは日本国内限定の市場展開であり、その厳しい競争環境において存在感を発揮している。本機は階調性重視のためにIPSパネルを採用しているが全面直下型バックライトのエリアコントロールによって十全なコントラストと階調描写力を達成。画像処理についてもAI超解像に加えて上位機にも採用されている深層学習超解像も導入。自然体の高精細映像を得ている。そして4Kダブルチューナーに加えてBSも地デジも3チューナー、W録対応。外付けHDDにて地デジ番組を最大6チャンネルの全録が可能だ。

 

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