来る11月22日〜24日に、有楽町の東京国際フォーラムで「2019東京インターナショナルオーディオショウ」が開催される。その初日、22日の14::00〜15:00の1時間、G502のエレクトリブースで興味深いイベントが行なわれる。
本イベントは、オーディファンにも馴染み深い、PATRICIA BARBER/パトリシア・バーバーの新譜『Higher/ハイヤー』をフィーチャーしたもの。この作品は今年7月08日にリリースされたばかりで、録音エンジニアは、26回のグラミー・ノミネーションと10回の受賞を誇るジム・アンダーソン(Jim Anderson)氏、マスタリング・エンジニアは同じく15回のグラミー・ノミネーション、11回受賞したボブ・ラディック(Bob Ludwig)氏と名手が名を連ねている。
今回はこのアルバムのリリースを記念して、レコーディングエンジニア/テクニカルプロデューサーのウルリケ・アンダーソン氏(Ulrike Anderson)が来日し、エレクトリブース(G502)でプレゼンテーションを披露してくれる。
イベントでは録音時のフォーマットと同じDXD (352.8kHz)を使い、再生機器にはこのアルバムのテクニカル・スポンサーでもあるMerging TechinologiesのNADACを使用。録音には同社のHorus/Pyramix(以下参照)が使用されているので、まさに録音状況が再現されるわけだ。この貴重な機会をお見逃しなく。
<レコーディング機材>
●Recorded in High Resolution DXD (352.8kHz/32bit) using a Horus/Pyramix recording system.
●Mixed on an analog Neve 88 Legacy board. No digital reverb is used in the mix.
●Mix master formats:
High Resolution DXD (352.8kHz/32bit)
1/2" analog mix master tapes (15ips, Dolby SR) Master formats
High Resolution DXD (352.8kHz/32bit)
Analog master available upon request