NOBUNAGA Labsから、リケーブルの入門モデルとして、芯線へのメッキの種類・有無によって音質の違いが楽しめる製品「ほのか」「いぶき」「ひじり」の3モデルが、11月22日に発売される。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格は、ほのかが¥6,000前後、いぶきは¥6,300前後、ひじりは¥6,700前後となる。

リケーブル「ほのか」

リケーブル「いぶき」

リケーブル「ひじり」

 今回の3モデルは、芯線へのメッキ無のほのかをベースに、いぶきは錫メッキを、ひじりは銀メッキを、それぞれ施したリケーブル。その他は共通となる。コネクターはMMCX、プラグは3.5mmステレオミニであり、接触抵抗を抑えるために金メッキ処理が施されている。

 共通部分の特徴としては、芯線には電気伝導性能に優れるOFCを用い、1本あたり0.08mmの芯線を19本束ねて導体とし、真円化することで、ケーブルの柔軟性を持たせている。

 また、ケーブル構造は、その導体をプラス側とマイナス側の撚り方向を対称にすることで、スムーズな信号の伝送を確保するようにした上で、撚り合わせている。なお、外装にはPVCを採用し、柔軟性と耐久性を持たせており、さらにPVCは柔らかい素材であることから、タッチノイズを低減させる効果も狙っている。

 メーカーが発表している音質の傾向としては、メッキ無のほのかは自然で滑らかな響きを再現し、錫メッキのいぶきは音の広がり感や奥行感が得られるサウンドを、銀メッキのひじりは解像度が高くディテイルまで楽しめるものになっているという。

ケーブルの主な仕様
ほのか:OFC4芯
いぶき:OFC4芯錫メッキ
ひじり:OFC4芯銀メッキ
ケーブル長:120cm
イヤーフック:ワイヤー無し
ケーブルスライダー:有り
プラグ:3.5mm3極ステレオミニ
イヤホン側コネクター:MMCX
インピーダンス:0.09Ω以下