LGエレクトロニクス・ジャパンから、42.5インチのHDR対応IPS 4Kモニター「43UN700-B」が、11月15日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥69,800前後。

 43UN700-Bは、デスクトップで42.5インチのという大画面を活かした広大な作業領域を表示できる4Kモニター。広視野角で発色に優れたIPSパネルを採用しているのも特徴で、表面は蛍光灯などの反射が気にならないノングレアタイプとなる。一昨年発売の「43UD79-B」の後継機だ。

 今回、より美しい映像を再現するためにHDR10に対応したのが新規ポイント。輝度は400cd/m2となり、明るい部分から暗い部分まで、黒つぶれや白飛びを抑えた高輝度な映像を表示することができる。

 もちろん、前モデルの便利機能であった、1画面あたり約21.3インチのフルHD映像を最大4画面同時に表示可能なPBP (ピクチャーバイピクチャー)や、映像などを常に小窓に表示させるPIP(ピクチャーインピクチャー)などはそのまま継承されている。

 接続端子は、HDMI入力を4ポート(4K/60Hz、4K/30Hz各2ポート)、DisplayPort、映像・音声・データ・給電すべてに対応するUSB Type-Cの合計6ポートを備える。さらに10W+10Wのステレオスピーカーも内蔵しているので、映像+音声を楽しむこともできる。

43UN700-Bの主な仕様
液晶パネルサイズ:42.5インチ(アスペクト比 16:9)
液晶方式:IPS
最大解像度:3840×2160
輝度(標準値):400cd/m2
コントラスト比(標準値):1,000:1
応答速度:8ms(GTG High)
接続端子:HDMI入力×4、DisplayPort、USB Type-C、ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)、USB Type-C×1、USB3.0×2
スピーカー:10W+10W
外形寸法(スタンドあり):W967×H648×D275mm
質量(スタンドあり):17.5kg
消費電力:95W(最大200W)、待機時0.5W、オフ時0.3W