ACROLINK(アクロリンク)から、7Nの高純度銅を使ったラインケーブルの新製品「7N-A2070 Leggenda」シリーズが11月11日に発売される。ラインナップされるのは、RCA、XLR、DIGITAL CABLE AES/EBUの3タイプ。価格は、RCAとXLRはともに、1.0m品が¥114,000(ペア、税別)、1.5m品が¥139,000(ペア、税別)、DIGITAL CABLE AES/EBUは1.0m品が¥57,000(税別)、1.5m品が¥69,500(税別)となる。

「7N-A2070 Leggenda」RCA

「7N-A2070 Leggenda」XLR

「7N-A2070 Leggenda」DIGITAL CABLE AES/EBU

 7N-A2070 Leggendaは、方向性の揃った99.99999%、つまり7Nの高純度銅をストレスフリーに加工した2芯シールドタイプのケーブル。線径0.26φの素線19本を、ホット側、コールド側でそれぞれ撚り合わせ、その間には静電除去効果の高いシルク糸や電磁波吸収性非磁性糸を配し、さらに不要な振動を抑制する効果を持つ内シースで充填するなど、徹底したノイズ対策を実施。加えて、その外周には銅箔テープ、UEW+銀メッキ軟銅線編組によるダブルシールドを構成するという念の入れようだ。

 組み合わされるRCAプラグは、前モデル7N-A2070IIを継承した、ジュラルミン無垢材削り出しの筒胴にカーボンファイバーを組み合わせ、センターピンにはベリリウム銅50を採用したこだわりの仕様。また、XLRコネクターには8N-A2080 Performanteに採用されている同等品をあてがっている。

 なお、ケーブル長は延長も可能で、0.5m増すごとに、RCA/XLRは¥25,000(ペア、税別)、DIGITAL CABLE AES/EBUは¥12,500(税別)の追加料金が発生する。