ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」に、「ISSEY MIYAKE wena」シリーズが加わることが発表された。市場想定価格はブラックが¥53,000、ホワイトが¥55,000(どちらも税別)で、12月19日の発売を予定している。

新製品は、バンドの色で製品がl区分けされている。左端がブラック(ヘッド部が白で、2種類の黒いバンドが付属)で、中央と右がホワイト(ヘッド部が黒で、黄色と白のバンドが付属)

 ニューモデルは、ISSEY MIYAKE WATCH“W”シリーズのwenaオリジナルデザインという位置づけで、Wシリーズのデザイナーである和田智氏が意匠を手がけている。“「美しい」は100年経っても古くならない。しかし、「新しい」はすぐに古くなる”をコンセプトに、洗練された機能美を追及したそうだ。

 時計のヘッド部は車のアルミホイールの形状からインスパイアされ、精密機器のような文字盤と長い針が特徴という。イエローに塗られた秒針は、本機の革新性を表しているそうだ。電池式ながら機械式時計のような秒針の動きと、硬めの操作ボタンのクリック感を備えている。

 wena wristとしては、本機用に開発されたFeliCaモジュールをレザーバンド部分に内蔵し、電子マネー機能が使えるようになっている。その他のスマートウォッチ機能は搭載していないので、充電等は必要ない。