中国のオーディオブランドKineraから、同ブランド初となるBluetoothイヤホン「SIF・B」、およびBluetoothレシーバー「CDB001」が、10月18日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は、SIF・Bが¥6,300前後、CDB001は¥3,100前後となる。

Bluetoothイヤホン「SIF・B」

 SIF・Bは、同ブランド初のBluetoothイヤホンで、今夏発売されて好評の1ダイナミックドライバー搭載イヤホン「SIF」をワイヤレス化したモデル。

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 搭載するドライバーはもちろん、SIFと同じ10mm径SPMダイアフラムによるダイナミック型1基だ。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは32Ωとなる。

 リケーブルにも対応するMMCXコネクターを持ち、今回はそのMMCXコネクターに対応するBluetoothレシーバーCDB001をセットにしたパッケージとなる。

 CDB001は、Bluetoothバージョンは4.2となるが、クアルコムの「CSR8645」チップの搭載で、コーデックはaptXもサポートするのが特徴。内蔵バッテリーの駆動時間は約10時間と、現在、市場に流通している完全ワイヤレスイヤホンと比べても遜色ないスペックと言えるだろう。

 CDB001は、SIF・B同梱のBluetoothレシーバーを単品販売としたもの。発売当初はMMCX仕様のみとなるが、以後、カスタム2ピン(0.78mm 2ピン)仕様もラインナップする予定だという(時期未定、価格は同じ)。

Bluetoothレシーバー「CDB001」

カスタム2ピン仕様も今後ラインナップ予定

SIF・Bの主な仕様
ドライバー:ダイナミック型×1(10mm SPMドライバー)
インピーダンス:32Ω
感度:110+-2dB
周波数特性:20Hz~20kHz
コネクター:MMCX
BTユニット:CDB001(MMCX仕様)

CDB001の主な仕様
Bluetooth:4.2
コネクター:MMCX(今後、カスタム2ピン【0.78 2PIN】モデルも展開)
BTチップ:CSR8645チップセット
対応コーデック:aptX、SBC、AAC
バッテリー持続時間:最大10時間
バッテリー容量:85mAh