本日(9月4日)発売となる「ステレオサウンドNo.212」は、いま、世界的なブームとなっているアナログディスク再生の特集をメインに、ミドルクラス・スピーカーシステムの比較試聴テスト、この夏、国内外から続々と登場しているスピーカーシステムとアナログプレーヤーの最高級モデルを一挙にご紹介する新製品試聴記事、オーディオ機器の開発エンジニアにインタビューする新連載企画など、バラエティに富む内容の一冊となっています。

 表紙を飾るのは日本のテクダスから先ごろ発表された「Air Force Zero」。Air Force=“空気の力”を随所に活用し、レコード再生の究極を目指した超弩級アナログプレーヤーです。

特集1 いま、アナログが熱い

 世界的なアナログブームを迎えているいま、本特集ではあらためてアナログレコード再生ならではの魅力を掘り下げてご紹介します。

 パート1では、4人のオーディオ評論家に「優れたアナログレコード再生機器とはどのようなものなのか」について持論を展開していただいたうえで、おススメの再生機器を15機種ずつ挙げてもらい、それらの機器の組合せによるシステム構成例をご紹介しています。

 パート2では、アナログレコード再生ならではの魅力にどっぷり浸かっているお二人のアナログ酔狂人の“こだわり”をお訊ねしています。

 パート3では、アナログレコード再生において必須の基本的なセッティング方法と使いこなし方法を、分かりやすいビジュアルと解説でお伝えします。

特集1は、Part 1「アナログレコード再生機器ベストセレクション」、Part 2「アナログ酔狂人を訪ねて」、Part 3「LPレコード再生時の音を決める“使いこなし”18のチェックポイント」の3部構成。

特集2 ハイレゾ音源の魅力を引き出すミドルクラス[タイプ別]スピーカー選び

 特集2では、2018年夏以降に新発売されたペア20万円から100万円までのスピーカーシステムのなかから厳選した17機種を3つのカテゴリーに分けて試聴テストしました。今回の試聴ポイントは「ハイレゾ音源を魅力的に再生するスピーカーシステムはどれか」。ミドルクラスのスピーカーシステムをお探しの方にとって必読の試聴リポートです。

ペア価格が20万円から100万円までのスピーカーシステムを3グループに分けて試聴テスト。ハイレゾファイルをもっともいい音で鳴らすスピーカーシステムはどれなのか。3名のオーディオ評論家が徹底検証しています。

そのほかの注目記事

①魅力的なオーディオ機器の開発の携わったエンジニアやプロジェクトリーダーの方に、製品開発に込めた熱き想いや目指した目標、開発過程の苦労話などを語っていただいた新連載「つくりては語る」。第1回にご登場いただくのは3つのブランド(マイソニック、フェーズメーション、スフォルツァート)のエンジニアとプロジェクトリーダーです。

②日本各地のオーディオ愛好家のお宅を訪問して、愛用されておられるオーディオシステムのサウンドをお聴かせいただき、その方のオーディオへの取組み方や考え方を深くご紹介する連載「オーディオファイル訪問記」の第5回。

③日本とスイスから登場した2つの超弩級アナログプレーヤー、国内外のメーカーが新開発したハイエンドスピーカーやSACD/CDプレーヤーなど、この秋最注目の新製品を詳しくご紹介する「NEW BIG SOUND」「SPECIAL PRODUCTS REVIEW」「Exciting Components」。

表紙を飾るテクダスの超弩級アナログプレーヤーAir Force Zeroは、数多くの分解写真とともに詳しくご紹介しています。

スイスから登場した新ブランドのディ・ベア。TopasターンテーブルとOnyxトーンアームを大きくフィーチュアしています。

 「ステレオサウンドNo.212」は以下のページからもお求めいただけます。

デノンはフラグシップのSX1シリーズをリニューアル。サウンドマネージャー渾身のモデルに仕上がっています。